リチャード 読書好き好き!

ブロガーリチャードの読書記録です。

【読書メモ】終身不能囚 森村誠一

終身不能囚 森村誠一

終身不能森村誠一

 

終身不能囚 傑作短編集(五) (講談社文庫)
 

 相変らず緻密に組み立てられた短編小説。

巻頭の「紺碧からの音信」は森村さんが親交があったと言われる大藪春彦風。

細部にわたる戦闘機の操縦訓練の描写。

同じ時代の小松左京の文章の感じにも似ている。

手塚治虫が劇画ブーム時代にブラックジャックを描いたみたいです。

ちょっと他の話とは毛並み違って面白い。

 

タイトルの「終身不能囚」

主人公は、不慮の事故でインポテンツになってしまう。

そんな旦那を美しい妻は、夫婦はセックスが全てではない、セックスが無くても変わらず貴方を愛すと言ってくれる。

妻は、万全に働けない旦那に変わって家計を稼ぐために保険セールスマンになる。

営業の才能を開花させトップセールスレディーとして活躍する。

ある日突然、ラブホテルで火災に巻き込まれ妻が死んでしまう。

信じていた妻がなぜそんなところで火災に巻き込まれたのか、、、

次第に、妻の相手へ恨みが募ってゆく。

相手は会社の人間か顧客とあたりを付けて妻の不倫相手を探して妻が務めていた保険会社へ入社する。

ついに突き止めた相手は意外な人物だった。

 

この話も森村誠一らしいお話でした。

終身不能囚 傑作短編集(五) (講談社文庫)
 

 

読書は読むから聴く時代ですよ!

本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。

超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。

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この方法もいいですし、Audioブックもプロ俳優さんの読み上げでなかなかいいですよ。

 

そして、サブスクで本が読める読書好きなら絶対お得なKindle Unlimitedも是非利用してみて下さい。

 Kindle Unlimitedはいいサービスですよ。

 

 

 

 

【読書メモ】魔少年 傑作短編集(三) 森村誠一

魔少年 森村誠一

魔少年 森村誠一

 

魔少年 傑作短編集(三) (講談社文庫)

魔少年 傑作短編集(三) (講談社文庫)

 

 

 短編6話収録。

緻密なトリックとオチはこの巻でも展開される。

 

悪魔のような恐ろしい少年のサスペンス、魔少年。そこから完全犯罪がつきくずされるのかというオチの死を運ぶ天敵、森村誠一らしいダブルトリックが仕掛けられた殺意中毒症が特に面白かった。

 

感想が重複してきてしまうので、一番面白かった姦の毒のメモをどうぞ。

 

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魔少年 傑作短編集(三) (講談社文庫)

魔少年 傑作短編集(三) (講談社文庫)

 

 

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【読書メモ】裂けた風雪 森村誠一

裂けた風雪 森村誠一

裂けた風雪 森村誠一
裂けた風雪 傑作短編集(一) (講談社文庫)
 

 森村誠一 短編集 3冊目。

一番普通っぽい内容でした。

凝った仕掛けはなく、普通の推理小説風ですね。

 

今回も、殺意の接点でプラトニックラブな男がプレイボーイに好きな女性をさらわれてしまう話が収録されていた。

そんな話が多いから、作者自身がそいう嫌な思いをした経験があるのかなと想像してします。

 

裂けた風雪は山の話です。

山の描写は度々出てくるので、登山は森村さんの趣味なんでしょうね。

山の描写になるとめちゃくちゃ解像度を上げて緻密に描写します。

 

やっぱり、オススメは最初に読んだ姦の毒ですね。

こちらから読まれるのお勧めします。

  

姦の毒 傑作短編集(二) (講談社文庫)

姦の毒 傑作短編集(二) (講談社文庫)

 

 

裂けた風雪 傑作短編集(一) (講談社文庫)
 

 

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【読書メモ】大阪的「おもろいおばはん」は、こうしてつくられた 井上章一

大阪的「おもろいおばはん」は、こうしてつくられた

大阪的「おもろいおばはん」は、こうしてつくられた

前半は実に面白い!

典型的なとか、アイデンティティはとか、そういう枠が読んでてどんどん溶かされる思い。

今、大阪ぽいよねそれは!と思い浮かべるものの殆どが、戦後に形成されたもの。

  • おもろいおばはん。
  • 陽気で笑い好きの大阪人。
  • ド根性大好き。
  • ドケチでそろばん勘定はやい商人気質。
  • 阪神大好き!
  • たこ焼き、お好み焼き。
  • ホルモン焼き。
  • 派手好き、ミックスカルチャー。

多くは、テレビというメディアの登場で作られていったもので、戦前の大阪的とは随分違う。

そして、テレビや雑誌で語られる大阪像に、大阪人自体が寄って行ったところがあって、文化とメディアの相互関係を改めて考えさせられる。

 

そして、そういうイメージを商売で戦略的に利用していった結果、京都=日本のメインカルチャー、大阪=日本のサブカルチャーの発信地みたいな固定観念が全国的に広まったという。

 

1960年代は、阪神タイガースが好きって大阪人は殆どいない、それどころか中日ドラゴンズが好きな名古屋人もいなかった。

全国の野球キッズが好きなのは巨人一択。

地元球団を愛そうっていう流れは球団経営の中で努力によって造られていったもの。

 

おもろい大阪人もつくられた。

地方テレビ局は元来、東京キー局が作る番組を系列局が放送する商売だったけど、それでは旨味が少ないので、地方局制作で番組づくりに乗り出す。

お金も、スタータレントもない制約で、一般人、素人を取り扱った番組を多数手がける。

そこで、面白い素人というジャンルを強化していった結果、人々の意識がテレビ側に寄っていって、一般人も職場や学校で面白い事を言わないと人気者になれないという空気が出来上がっていったみたい。

 

今では、あんたも大阪人なんやからと、笑いハラスメントが起こるほどに陽気で冗談好きな大阪人像が定着しているという。

 

 ど根性大阪も、大阪を舞台にしたテレビドラマのヒットが大きいらしい。

 

そのあたりの流れは実に興味深い。

 

ただ、後半は、東京のセカンド扱いされる事に我慢ならない筆者の思いがあふれてややくどい。

なぜか、大阪=エロの町みたいなイメージは、それは違うぞという弁明にめちゃくちゃページが使われている(笑)

凄い執着。

 

そこで面白かったのが、昔は 美人と言えば名古屋 だったという事を初めて知りました。

今じゃ全く想像つかない。

芸どころ名古屋で、一流芸者は名古屋が相場だったらしい。

 

 

読書は読むから聴く時代ですよ!

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【読書メモ】空洞の怨恨 森村誠一

空洞の怨恨 森村誠一

空洞の怨恨 森村誠一

 

空洞の怨恨 傑作短編集(四) (講談社文庫)
 

 短編6話収録。

森村誠一さんの小説は前回読んだ姦の毒で知りました。

これが凄くおもしろかったので、続いてこちらも読みました。

 

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 ストーリーを重視している小説家です。

収録の、空洞の怨恨の中に、小説家が登場して、彼に小説とはというような事を語らせます。

そこで小説は物語が大事で、ストーリーの無い小説なんて認められない様なことが書いてありました。

恐らく、森村さん自身の考えなんでしょうね。

どの話も起承転結がしっかりしてて、オチにはそういうことか!と読者を驚かす仕掛けが用意してある。

 

この収録の中では、ネズミに子供を殺される「二重死肉」、森村小説のテンプレみたいな話の「崩落した不倫」、プラトニックラブをあざけわらうような話の「空洞の怨恨」が面白かったです。

 

短編ですべての話がサクッと終わるので、リズム良く読めます。

面白かったので、KindleUnlimitedで読めるうちに、また何冊かDLしました。

 

空洞の怨恨 傑作短編集(四) (講談社文庫)
 

 

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【読書メモ】(推定3000歳の)ゾンビの哲学に救われた僕(底辺)は、クソッタレな世界をもう一度、生きることにした。さくら剛

(推定3000歳の)ゾンビの哲学に救われた僕(底辺)は、クソッタレな世界をもう一度、生きることにした。

 

 さくら剛さん、旅行記以外にもこんな本を書いているんですね。

とにかくこの人の文章は軽快で面白くて笑えます。

大好き!

哲学というなんだか難しい世界。

その一部をわかりやすく楽しく物語を通して伝える。

冴えない22歳ひろと、3000歳を超えるゾンビで哲学者のゾンビ先生が自殺の名所で出会う。

ひろの悩みをゾンビ先生が哲学でものの観方を変えてゆく。

藤子不二雄F先生の漫画みたいな設定。

 

科学的なのかどうなのかは神のみぞ知るなんですけど、世界の眺め方や、哲学の巨人達が世界をどう捉え思考してきたのかという一つの例を知ることができた。

 

凄くおもしろい。

この世界は全て幻かも知れず、確かなものは現在しかない。

過去は本当にあったことか確かめようがないし、未来もまた存在するのかどうかも分からない。

 

不幸も苦痛も幻かも知れず、幸せも然りなんだけど、同じ幻なら楽しい幻を観たいですね。

 

  • 人は、ゴミを宝とも、宝をゴミとも思える。
  • 価値があるものには名前がある。
  • 完全な、理想的なものをイデアという。
  • 信じてよいのはこの瞬間だけ。
  • 承認欲求の僕になるな。自慢は劣等感の裏返し。
  • 世界は対立によって保たれている。

哲学は、人生の苦難を乗り越えたり、楽しく過ごすためのヒントを与えてくれますね。

本にもありましたが、哲学の本は、お前らに崇高な考えを教えてやるみたいな、上から目線であえて難解な書き方がしてあるものも少なくない。

そういう哲学界の悪い習慣に挑みたいというのが本書の趣旨だと思う。

簡単にかみ砕いて誰にでもわかる言葉で概念を説く。

 

 山口周さんの本も面白かったので、併せてこちらも紹介します。

分かりやすさと面白さは、さくら剛さんの本がお勧めですね。

 

 

 

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【読書メモ】姦の毒 森村誠一

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姦の毒 傑作短編集(二) (講談社文庫)

姦の毒 傑作短編集(二) (講談社文庫)

 

 

森村誠一の小説を読んだのは初めてでした。

夜中に寝たいのに眠れない夜があり、そういう時は小説を読んでいると眠りにつけるので、Kindle Unlimitedで読める短編小説を探して見つけた。

巻頭の姦の毒(みだらのどく)で一気にその世界観に引き込まれた。

 

ある日、感じた体調不良。

不調を訴え医者を訪れると、告げられた病名は淋病。

医者からは不特定の性交渉の結果ですから生活を見直すように指導されるが全く身に覚えがない。

妻としか交渉していないから。

そうすると可能性は一つしかない、妻を問い詰めると意外な人物との不貞を白状する、、、そこから森村誠一が用意した仕掛けに導かれ、意外な人物が意外な人物とつながってゆき、最後は皮肉的であり、悲劇的な結末を迎える。

 

偶然が重ならなければ憎しみ合わなくて済んだ人々。

 

全編にわたり、性を取り扱った話が多い。

物凄いエッチな性描写はないのだけど、スパイスのように性の話が埋め込んである。

こういうのは水戸黄門でいうところの蜻蛉お銀の入浴シーンみたいなもので、オヤジへのサービスエンターテイメント。

タイトルからしてそういうサービス性が表れている。

 

表現者として、俺を文章にぶつけて読者に俺の芸術をわからせるみたいなエゴイストな感じは全くなく、あくまで読者を楽しませるんだ、読者が読みたいものを描くんだ、

エンターテイナーのプロフェッショナル性を感じさせる。

 

他のタイトルもKindle Unlimitedになっているので、ダウンロードしてみた。

 

メビウスの輪を感じさせるような不思議な世界観。

短編小説で一つ一つは短いので気軽に楽しめます。

 

凄くおもしろいのでおススメですよ!

いまならKindleUnlimitedで読める作品多い。

 

姦の毒 傑作短編集(二) (講談社文庫)

姦の毒 傑作短編集(二) (講談社文庫)

 

 

読書は読むから聴く時代ですよ!

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【読書メモ】坂の上の雲(1) 司馬遼太郎

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坂の上の雲(一) (文春文庫)

坂の上の雲(一) (文春文庫)

 

 何年か前、テレビドラマにもなった話題の書。

KindleUnlimitedになっていたので読んでみた。

明治維新後に、日本がどのように軍隊を創設して強化していったのかが伺い知れる第1巻。

 

軍隊は、国内戦を想定して創設されていて、対外戦争は最初は全然考えられていなかった。

やがて、アジア大陸をめぐる植民地獲得合戦になってくると、軍隊のその性格を対外戦争用に変質させてい行く過程が描かれている。

 

陸軍の兄 秋山好古 海軍の弟 秋山真之 俳人 正岡子規 の三人の青春活劇にもなっており、彼らの視点を通して日本の歩んだ道を追ってゆく作りは凄くとっつきやすいし入り込む。

明治の人たちはそんな暮らしをしていたんですねと。

 

海賊王に俺はなる!みたいに、早くに定まった人生というのも勿論素敵だけど、その時々の状況に流れ流されて、流された先で自分の道を見つけてゆく様は、普通の人の人生として親近感が湧きます。

1巻でこのボリューム。

ちょっと、6巻まで読み進める気力が涌かない、、、全巻KindleUnlimitedだったら読んだかも知れないけど。

 

坂の上の雲(一) (文春文庫)

坂の上の雲(一) (文春文庫)

 

 

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【読書メモ】日本人はどこから来たのか?海部陽介

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日本人はどこから来たのか? (文春文庫)

日本人はどこから来たのか? (文春文庫)

 

面白かった。

その時代、時代の科学的に!という常識はいかにあてにならないかみたいなのが垣間見えた。

学者の世界も結構政治的で、力を持ってて権威的なところが出す学説は、それが筋の悪いものでも常識として通ってしまうという事。

 

そして常識を疑った誰かが決定的な反証を持ってくることで、新しい常識ができる。

そんな学者の世界が描かれていた。

 

日本人はどこからやってきたのか?

これは海を渡ってやってきたという説が筋が良さそうという事。

北方と南方からやってきている。

 

そしてどのような航海技術をつかってやってきたのか、これはクラウドファンディングで資金を集め、当時の技術でやれそうな方法を現代でも実際に試してみるという事で次第にその可能性が狭まってくる過程が面白く描かれている。

 

草を編んだ船や、いかだなどを試したけど、本当にこれで渡ってこれたろうか?というのがやってみるとわかってくる。

 

ずっとずっと先の時代で発明されたと思われていた木船による航海技術が、もっと以前の時代に確立されていた可能性を考察しているところで終わってた。

 

この本の内容NHKスペシャルでもやっていた。

番組では草船をつくって海へ出すところで終わっていたが、

本の方が、再現実験の結果まで描かれている。

 

まさに、燃えよドラゴンの名セリフ

Don't think. Feel . を体現した話。

 

命を懸けた航海に駆り立てるなにかが当時にはあったんでしょうね。

既存コミュニティーから口減らしで排除されたりとか。

切羽詰まってたとは言え、人類のこういう冒険心は本当に凄いなと思います。

 

また、DNA解析を進めていくと、現代の日本人というのが混血に次ぐ混血で、民族っていうのはやっぱり血ではなく文化なんだなという事を改めて感じさせられます。

 

日本人はどこから来たのか? (文春文庫)

日本人はどこから来たのか? (文春文庫)

 

 

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【読書メモ】インドなんか二度と行くか!ボケ!!! さくら剛

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 気楽に笑って楽しめる旅行記

著者の比喩芸人プリが最高ですね。

ただ、2006年の本なので(旅はもっと前の可能性がある)だっちゅーのとかギャグが古いので若い子たちが読んだら面白いんでしょうかね。

自分はおじさんなのでツボでした。

 

そして、やっぱり今回もお腹壊すんですねw

耐性ついたりしないんですね。

 

インドは行く勇気ないですね。

本当にこんな騙し騙され毎日暮らしてるんでしょうか、恐ろしいですね。

信用できない文化圏というのはそれだけで高コストになるので、ここに書いてあることが現代でも続いているのであれば、インドが発展するのはまだまだ先という事になっちゃいますよね。

中国はそれが、デジタルという強い武器で急速に改善されている印象です。

僕のインドのイメージもこの本の内容で止まったままです。

これから、新しい時代のインドを語る本が出てくるかもしれないですね。

 

10年前に、タイバンコク行った時もびっくりしましたね。

90年代の終わりにバンコク行ったけど、野犬は歩いてるしスラム街はあるし、それがそこから10年経ってサイアムスクエアあたり歩いたらまるで東京でした。

すっかり清潔で美しい街に様変わり。

今はそっからさらに10年経ってるからさらに変わってそうです。

 

しかし、コロナのお陰で、海外旅行というのが過去のものになってしまいました。

コロナ禍が続く以上は気軽に海外旅行なんて絶対できないでしょう。

また、アフターコロナの世界も、以前とは比べ物にならない防疫体制がしかれると未来予想してます。

LCCで気楽に海外旅行行けた時代はこれをもって終わりなのかもです。

 

せめて、本の中でも海外旅行を楽しみましょう。

 

同著者のこちらの本もお勧めです。

 

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