読書は読むから聴く時代ですよ!
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Kindle Unlimitedはいいサービスですよ。
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ヨーロッパ文化、ヨーロッパ文化を継ぐアメリカ文化を、肉食という視点から考察してゆく試み。
勿論、考察に過ぎないし、その説が正しい事の証明は無理だと思うけど。
こうして、ヨーロッパでは肉が主食となっていった。
日本でお米が神からの恵みものという考えになったのと同様、食肉となる家畜は神から恵まれたものという考えが人の意識の中に芽生える。
家畜は殺して食べて当然、食べられるために神に作られたのが家畜なのだからという考えは人間中心的な思想に繋がってゆく。
人間は神の子で、動物は人間の為に働いたり、食べられたりするために神が与えてくれたもの。
キリスト教社会でセックスが後ろめたいものとして戒律かしていった背景には、動物と人間との差別化があるのではないだろうかという。
家畜放牧社会だと、動物が本能のままに交尾する様を日常的に観る。
人間はそんな家畜とは違うというのが思想の根底にあると考察している。
そんな肉食の影響で宗教や思想が「人間中心」という世界観で作られてきた。
そして人間は誰かという問題が発生する。
それは立場で異なってくる。
人間=王なのかも知れないし、人間=貴族、人間=商人だったり、あるいは人間=キリスト教徒。
根幹には、自分達コミュニティーに属さない人々を人間とは思わないメンタリティーが生まれ、強い階層社会が発生する。
これが行き過ぎて限界が来た時起こったのが革命だった。
革命が起こってから、民主主義思想、マルクス思想などが誕生したけど人々の根っこの意識はそう変わらなかった。
建前として平等は掲げられたけど、実際には根強い階級意識が人々の中に存在し続け意識として縛られ続けた。
それを、日本が近代化の為に思想を輸入した際、それを建前とは思わず優れたヨーロッパの考え方だと愚直に取り入れたので、平民にも公教育を与え、身分にとらわれない実力主義の人事が行われ、それが日本の急成長の原動力になったという物語は面白かった。
全てのヨーロッパ思想の土壌は、肉食という食文化がもたらしたものであるという論旨。
この切り口は聴いたことなかったので凄くおもしろく読ませてもらった。
勿論、結びつけているだけでそれが正しいとは言えないけれど、ストーリーとしては読み応えある。
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ここ数年、リチャードは勝間和代さんの大ファンです。
勝間さんの本めっちゃいいです。
しかも今回の本はKindleUnlimitedで読めちゃいます。
本書は、勝間式ロジカル家事を2020年環境にブラッシュアップしたような内容。
勝間さんご自身も日々進化してて、前の本ではこう書いたけど今はこう考えてますとより良いものを常に探されている。
読了後早速影響受けまくっちゃってます。
この本で良かったところ。
僕は勝間さん好きなので既に実践済みの事も多かった。
今回読んで新たに影響受けたのは、3分で終わるメンドクサイ事はさっさとやるということと、カフェインをやめる。
砂糖、白米はやめてみたいけど家族がいると難しいかな。
あと、1日1万歩は習慣づけたいなー。通勤の自転車辞めたらいけそうだけど踏ん切りつかない。
お酒とタバコは止めました。
当たり前だけど、お酒もタバコも老化スピードが早まるらしい。
酒なんて絶対やめられないと思ってたけどやめれたので皆さんにもお勧めしたい。
酒やめるとめちゃくちゃいいですよ。
あんなのなくても人生楽しいです。
ファッションのサブスクの章はなるほどなと感じました。
ファッションセンスには自信はない、でも、モテたいとか、営業職とか人に見られる仕事の人は検討に値すると思う。
月数千円からあるサービスで、それで確実オシャレになるのだからコスパいいかも。
調理家電の章は、ロジカル家事の時よりもより詳しく書かれてます。
僕は家電めぐって奥さんと喧嘩になったので買わないですけど、調理の自動化は絶対取り入れたほうがいいですよ。
ヘルシオとホットクックは手に入れたい。
本の中でも書いてましたけど、本書の内容の殆どは勝間さんのYouTubeで発信されていることなので、本を買うか迷う人はYouTubeから見てもいいのかも。
そして、YouTubeの更新頻度はかなり高いので書籍の内容からさらに進化していそう。
勝間さんのブログ。
KindleUnlimitedで読めるのでサービス利用者は気楽に読んでみて下さい。
めちゃくちゃ良い内容。
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クラブハウスで、古市君が絡むトークルームは大体面白くなる。
トークルーム内で、平成くんさようならは凄く良いと絶賛されていた(宣伝の為かもしれないけど)。
ある日のトークは、平成くんさようならの文庫化に際して文庫版の執筆作業中にリスナーのみんなに意見を聴くみたいな内容でした。
トークを聴いていたら読みたくなってきて早速ぽちりました。
平成から令和に替わる現代を舞台にしているのだけど、近未来SFになっていて、安楽死が世界に先駆けて合法化された日本。
世界からも安楽死を求めて安楽死ツーリズムで人がやってくるような世の中。
安楽死をエンターテイメントにしたレジャー施設などが設置されていて、それが、そんなのあっても不思議じゃないなという具合にうまく描写されている。
Googleのようなプラットフォーマーによる個人データーベースによる記録の蓄積で、外部に記憶を記録できるようになった世界では、人の死への受け止め方がどのように変化するのかみたいな事を扱っている。
今は人の死は悲しい事だけど、将来テクノロジーによってその概念が変わってくるのかもしれないと予感させるラスト。
平成くんのキャラクターは古市君を投影させているのが伺える。
平成くんの考えたり感じたりしていることは、古市君が実際に感じているような話なのかなと想像すると面白い。
また、クラブハウスの中で古市くんと仲良く絡んでいた、 澤田拓郎(ハイラム)君とか、千秋ちゃんが小説内でも登場するのでクスっとしてしまう。
恐らくクラブハウスの中だけでなく、本当に仲が良いのですね。
そのまま読んでも面白いですし、2月の古市君と千秋ちゃんのクラブハウスのトークルームを聴いていた人はより楽しめる小説になっていると思います。
描写技巧が凄いな、テクニックがあるなという文章ではないですけど、扱うテーマだったり、布石を重ねて導くラストや哲学的なテーマは読ませます。
もうすぐ文庫がでてくるそうなので、そうなればお安くなるでしょうからそれを待っても良いかも知れないですね。
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リチャードは高校生から大学生の頃、Pizzicato five が大好きでした。
当然野宮さんも好き。
そんな野宮さんのオシャレエッセイ。
読んでいて、時代は進んでしまったなという感想。
良くも悪くも20世紀的な価値を反映した本だなと思いました。
「大人の女は」みたいな話が多い。
Pizzicato five の世界観て確かにそんな感じですよね。
黄金期のアメリカやヨーロッパ文化のJ-POPアレンジみたいな。
新しい世代は、物や消費で個性を表現することからもっと、SNSとかYouTubeみたいな自分メディアを使って体験を発信してゆくようなイメージがあります。
彼ら、彼女らがもっと年を重ねたときに、「大人は」みたいな語りをするのかな。
世の大人像も輪郭に大分ブラーがかかってきている感じはありますよね。
歳重ねても大人っぽくないおじさん、おばさんは多いし(良い意味で)成熟した大人像みたいなのが昔よりも大分曖昧でふにゃふにゃしている気がします。
野宮さんの本読んだあとに、プロ奢さんの本読んでこのブログを書いているから余計そう感じるのかも。
プロ奢さんの文は21世紀感を感じますね。
本書は、さくっと気軽に読めますので、特に渋谷系カルチャーが好きだったおじさんおばさんは楽しめると思います!
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Twitterを追いかけてたら本を読むほどでもないかなとおもったが、結構いい事書いてあった。
ピンと来たのは以下
まだ、色々あったと思う。
そして、最後のオチが笑った(笑)
内容としては、タイトル通り、嫌な事全部やめてもいきられるに帰結します。
そんなに長くないのでサクッと読みます。
普段プロ奢さんのTwitter見てる人も楽しめる内容になってます。
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本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。
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人類学のフィールドワークを通して、カミを考える本。
タイやラオスの少数民族の家に住み込んだりして、そこの地で信仰されているカミを学ぶ。
それらを通して、我々日本文化と対比させながら、我々のカミという概念についても見つめなおし。
面白いなとおもったところは、現代の科学が真ん中に来てしまった世の中のリアルと、カミが中心であったころのリアルは全く違うという事。
神の怒りに触れたら自然災害は発生する。
祖先の霊を怒らすと病気になる。
火で肉を清めないと死がやってくる。
単純に現代人が進化したというよりも、全く違う常識で生きているというのが読んでて感じられた。
このあたりの本の話と通じるかも知れない。
また、国は違っても同じ稲作を行っていると、日本と共通する信仰の考え方、水を聖なるものと扱ったり文化的なものが似てくる。
全体的に文章的には平易ではないので、なかなか入ってこないけど、面白かったです。
しかし、clubhouse 始めてから全然読書が出来ていない、、、
時間は有限だ。
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男も女も、突き詰めると、お互いのエゴを押し付け合って生きているよな。
そんな感想が漏れてしまう。
離婚しても、頻繁に連絡をしてくる元妻。
妻の不倫が原因で破局に至った、それなのになぜ?
そっけなくしても、気のない返事をしてもやはり元気?ちゃんと食べている?というなんでもない電話がかかってくる。
学生時代からの友達でプレイボーイで仕事に野心的な津田。
自分にはないものを備えているが、津田は津田で主人公、七郎の事を自分にない幸せを持っていて羨ましいよと一目置いている。
キャラクターが全然異なる七郎と津田。
七郎はオタク的で、津田はウェイなナンパガイ。
お互い見下し合いそうなものだけど、小説の中では互いにリスペクトがあり、最後はお互いがお互いの生き方に寄ってゆく。
津田は結婚しようと考えていたと七郎に告白する(おそらく、七郎の生き方への憧れもあって)。
七郎も過去やこだわりを捨てて、目の前の女性の手を取る(あーだこーだ考えずに行動する津田のように)。
離婚届けを提出するシーンは人間味のある描写で凄く良かった。
自分の不貞で至った離婚なのに、妻は役所で泣き崩れる。
妻には別れた後も、その涙を拭いてくれる相手がいるのに、泣きたいのはこっちだよという描写。
リアルです。
人間てそういうものだよね、、、それは七郎に対して済まないという涙じゃないんですよきっと。
なんでこうなっちゃったんだろうねという自分の身に対して流している涙。
その後の彼女の連絡も、ちらっと見える元旦那と繋がっていたいその理由も、極めてエゴイスティックだけど、そういう女の厭らしさがノンコーティングで描いてある。
でも、七郎はそんなことにはしっかり気が付いているのに、自分が恋愛で満たされていないときは、わかっているのに元妻の思わせに乗っかって、時には自分にも妻にやり直したい気持ちがあったんじゃないかと錯覚して動揺してみたり。
でも、新しい恋を見つけると正気に戻ってあっさりそれを捨ててしまうところが、男は男でエゴイスティック。
男も女も、相手を思うアクションをとりながらも、結局見つめているのは自分なんだというのがリアルな描写でした。
津田の女に対する考え方も、津田が通うキャバクラのキャバ嬢達の考えも、どっちもどっち。
結局、男と女、狐と狸の化かし合いなのかもしれない。
それが全てでないにしろ、そういう面があるという認識がないと、化かされて相手にせっせとお肉を貢ぎ、自分は葉っぱをムシャムシャ食べさせられて搾取されちゃう。
一番幸せなのはお互いに上手に化かし合って、最後まで魔法に気が付かず気持ちよく葉っぱをお腹いっぱい食べて死んでゆく事なのではないだろうか。
物語の殆どは七郎と津田のやり取りで、過去と現在がいったりきたりゆるふわに進むストーリーなのに、男女の内面で考えている事のチラ見せが生々しくて引き込まれます。
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本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。
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この方法もいいですし、Audioブックもプロ俳優さんの読み上げでなかなかいいですよ。
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森村誠一はもうやめよう思っていたが、長編であるこちらがKindleUnlimitedだったので読んでみた。
結論から言うと自分は短編の方が好きですね。
長編は粗があるというか、そこの描写は結局なんだったの?偶然で片付けちゃうの?とか、そんな動かぬ証拠をそんなところに犯人が捨てるんかいwww
ほか、あの人とあの人が恋人関係になって、あんなことに付き合わされた動機とか、、、
ラストの方で、主人公 重金が、お前人生のそんなインパクトある事件を今のいままで忘れとったんかいwww
などなど、粗さがあります。
散り散りに発生した事件が次第に真ん中に集まってくる人間交差点的な仕掛けのうまさは森村さんの得意技ですね。
そういうところは魅せます。
今回は、森村さん得意の2重オチみたいなのはなしで終わりますね。
まさに、火曜サスペンスみたいな昭和のドラマ風ですね。
恐らくテレビドラマ化されてるのではないでしょうか。
Kindle Unlimited で読めます。
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