リチャード 読書好き好き!

ブロガーリチャードの読書記録です。

【読書メモ】テレビが映し出した平成という時代 川本裕司

 

テレビが映し出した平成という時代 川本裕司

テレビが映し出した平成という時代 川本裕司

 

前半はフジテレビの弱小だった時代からトップテレビ局に登りつめ、その後緩やかに衰退していく様子に触れている。
 
フジテレビは、面白い企画であれば採用会議を通さずとプロデューサーの裁量で放送決定をしてしまう機動力の高い組織だった。
 
昔のトップはTBSで、面白い企画がプロデューサーレベルでいいねとなっても、会議にかけられると採用されないと言うことが多々あったそうだ。
 
そんな即断即決が制作会社に受けて、面白い企画はまずフジテレビにもっていくと言う流れができ、花開いたのは80年代のバラエティーやトレンディードラマのヒットの数々だ。
 
業界の弱者だからこそ、ゲームチェンジするような新しいスタイルを作っていた。
 
トレンディードラマは大物作家さんに脚本を書いてもらえないのを逆手にとり、作家の新人育成から始めた。
 
ところがそういう成功体験を持った世代が管理職になると、若い世代に裁量を委ねると言うスタイルは薄れてゆき、家だったバラエティに関しては、データマーケティング手法を確立した日本テレビに首位の座を譲ることとなった。
 
後半は、時代を変えた報道番組、ニュースステーションサンデープロジェクトに触れている。
 
テレビの報道を1つで政治家が侵略させられたりなど大きな影響を持った。
それほどの人気だったと言う。
それまでのニュースはニュースを淡々と客観的に直すと言うスタイルが主流だったのだけど、キャスターが意見を述べたりするのは画期的。
 
振り返れば、この時代あたりから、一般民衆は自分の頭で考えずに、メディアに考えてもらうでいくつか意見を出してもらい、自分の考えに近そうな意見を自分の意見とするような、今のインターネット言論に似たような流れはこの頃から強くなったのかもしれない。
 
ワールドビジネスサテライトのキャスターが小池百合子さんだったのはこの本で知りました。
 
この本を通して平成の番組を振り返ってみると、今の個々人にチューニングされた情報の発信みたいな現象は、平成の時代にすでにその源流みたいなのができていたような印象を受ける。
 
国民全員が好きと言うよりも、世代やターゲット層など想定してそこにコンテンツを作り込む。
 
インターネット時代ほどの多様性でないにしろ、テレビ局と言う中でそれをやり始めたのが平成時代だったのではないでしょうか。
 

読書は読むから聴く時代ですよ!

本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。

超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。

books.richardh.work

この方法もいいですし、Audioブックもプロ俳優さんの読み上げでなかなかいいですよ。

 

そして、サブスクで本が読める読書好きなら絶対お得なKindle Unlimitedも是非利用してみて下さい。

 Kindle Unlimitedはいいサービスですよ。

最近人によっては20冊まで借りることができるみたいです。

僕もアップデートで20冊借りれるようになってました。

凄く使いやすくなった。

 

 

 

 

【読書メモ】ユーチューバーが消滅する未来 岡田斗司夫

ユーチューバーが消滅する未来 岡田斗司夫

ユーチューバーが消滅する未来 岡田斗司夫



岡田斗司夫さんによる未来予測。
話題の中心はデジタルが人間の営みをこの10年でどのように変えるか。
 
僕のこの本への感想は、10年でそこまで行かんだろ!でした。
 
自動翻訳が発達してYouTubeもグローバルな競争にさらされる未来。
これについては、そういう部分もあるだろうしローカルなものはそれはそれで残っていくんじゃないのかなあと僕は思います。
日本人だからこそわかる冗談や文脈っていうのはなくならないのではないだろうか。
 
ただテレビや映画に関してはおっしゃる通りのことがかなり起きてますね。
ここ1 、2年でNetflixも日本でもかなり浸透したし、面白いなって思って観ていたドラマが原作が韓国でつくられたもののリメイクということがかなり増えました。
日本で制作されたドラマよりも、海外ドラマを観る習慣は確実に以前より増えているような気がします。
 
シェアが縮小していくと言う点においては当たっている意見かもしれません。
 
ただ、その理由が自動翻訳という点はどうかなという気がします。
現状の言語ではディープラーニングでネイティブレベルのスムーズな翻訳は無理じゃないかなという気がします。
人間による映画の翻訳も、日本人にわかる概念でかなりアレンジして意訳してますし、同じ芸当が現状技術の延長でできると思えないです。
 
可能性があるなら、新しい日本語が発明される事です。
機械翻訳と親和性の高い、外国人も、日本語ネイティブにも取得しやすい新しい日本語が発明されると良いなと思いました。
落合さんの本に書いてありました。

それであっても、コミュニケーションて、誰が言うかていうのが大事だから、同じ内容であっても、日本人がやった方が日本人に受けるみたいな事は残ってゆくのではないでしょうか。

現状のYouTuberがやっているのも海外でバズった内容を日本でアレンジしてだしている作業だったりするので、そういう仕事はそんなに言うほどなくならないかなと思います。

翻訳だけがその鍵ではない気がします。

 
アマゾンは不動産に進出するのは未来予測と言うよりは、あったらいいなを感じました。
不動産が簡単にネット上で売り買いできるようになると、マイホームを建てるとか不動産を所有すると言うことの意味が今よりももっと変わってくるかもしれません。
マイホームに今以上のリセールバリューがつくようになる。
なんなら、売る際のスペック比較になるような建築基準規格みたいなものを新たに作ってほしいです。
 
マイホームを建てる時に業者間の内容が、パラメーターが多すぎて1つ1つが割安なのか高いのかがさっぱりわからないのです。
 
今だと不動産は業者に売るとか、中間業者が入るのが一般的で、そのせいで、土地にだけ価格がついて建物については評価ゼロ状態ですけど、これが個人間取引がもっと簡単になれば建物にも値段がつくようになってくると思います。
 
同じようにヤフオクやメルカリは車やオートバイの個人間売買をもっと簡単にしてくれたらいいのになと思います。
いまそのあたりが難しいのは主に法律や制度絡みの部分ですよね。
 
そんなことも、マイナンバー制度が整備されたらもっと簡単になるのでしょうか。
 
バーチャルリアリティーのクオリティーがどんどん上がっていくとリアルの恋愛は淘汰されると言う予測はどれぐらいの未来かわからないですけけれど、ある程度は当たってくると思います。
 
ただ、現状、LINEのAI女子高生りんなちゃんだったり、Amazon Alexaが何年たっても、たった3分ですら楽しいおしゃべりが難しい現状をみると、AI技術が人コミュニケーションを代替してゆくというのは、あと10年では難しいと思います。
 
ただ、本当に機械が30分でも楽しいお喋りをできるようになのであれば、岡田さんが仰るような世界はあり得るでしょうね。
 
恋愛は全員がハッピーなゲームではなく、上位何割かが総取りするような構造はなかなか変わりそうにないです。
 
そんな、しんどい無理ゲーと向き合うよりは、バーチャルの世界でもっと心地よいコミュニケーションが楽しめるならみんなそっちに行くよねと思います。
 
そうなると家族の在り方も変わりそうです。
親子愛もなくなりそう。
 
これは消滅世界と言う小説で描かれています。
AIで政治決定がされていく世の中におそらくなっていくでしょう。
ただ、人間は最後に決断する時は必ず感情をベースにします。
コンピューターが最適と判断した政治決定を上手に民衆に伝える政治家の役割が重要になってくるでしょう。
そうなると政治家はこれからはキャラで選ばれると言う指摘は当たってるんじゃないか思いながら読んでいました。
 
近年、ポピュリズム政治家が選ばれてきているのを観るとそう思います。
 
末章はやっぱり岡田さんのサロンへの勧誘でしたね(笑)
これは毎度のお約束。
 
これは批判ではないですけど、サロンてもはや現在の宗教ですよね。
それでQOL上がっている人もいるのだから悪い事ではないですね。
 

読書は読むから聴く時代ですよ!

本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。

超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。

books.richardh.work

この方法もいいですし、Audioブックもプロ俳優さんの読み上げでなかなかいいですよ。

 

そして、サブスクで本が読める読書好きなら絶対お得なKindle Unlimitedも是非利用してみて下さい。

 Kindle Unlimitedはいいサービスですよ。

最近人によっては20冊まで借りることができるみたいです。

僕もアップデートで20冊借りれるようになってました。

凄く使いやすくなった。

 

 

 

 

【読書メモ】社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった 香取 貴信

社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった 香取 貴信

社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった 香取 貴信



クラブハウスで、いきあたりばっちりという名前のルームにお邪魔させて頂きました。

そのルーム主催の香取 貴信さんが書かれた本です。

元ヤンキーの少年が、アルバイトで始めたディズニーランドで、接客業の、社会人の大切な事を学んでゆく気づきを記録した本。

 

読み物として、なるほど、流石ディズニーランドと思えるような素晴らしいエピソード満載でしたが、香取さんが働いていたのは東京ディズニーランド黎明期だったはず。

 

この本に出てくるような質の高いマネージャークラスの人材をオリエンタルランドはどうやって揃えたんだろうかと疑問に思った。

 

下手したら、本家のアメリカディズニーランドよりもサービスの志高かったりするんじゃないでしょうか。

 

読んでて、ゲストにはいろんな背景があって楽しみで訪れているんだな感じました。

僕自身も、そういう意識で人と接しないとなという刺激になりました。

 

末章にでてくる、女子高生の清掃員の話が印象的でした。

公衆トイレとか清掃のお仕事している人がこんな意識で働いているのであれば、なるべく負担かけないように、綺麗に使わないとなと改めて思いました。

 

読書は読むから聴く時代ですよ!

本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。

超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。

books.richardh.work

この方法もいいですし、Audioブックもプロ俳優さんの読み上げでなかなかいいですよ。

 

そして、サブスクで本が読める読書好きなら絶対お得なKindle Unlimitedも是非利用してみて下さい。

 Kindle Unlimitedはいいサービスですよ。

 

 

 

 

【読書メモ】丁寧道 武田双雲

丁寧道 武田双雲

丁寧道 武田双雲



クラブハウスで書道家 武田双雲先生のことを知ってから先生のファンです。

本書は武田双雲先生の最新刊。


日々を丁寧に過ごすことにより悩みやストレスから解放され楽に人生を生きられるようになると言う内容です。

 

マインドフルネスの世界を簡単に、実戦的にに噛み砕いた本です。

 

簡単に言うと、過去や未来を思考しないで、今この瞬間を味わい楽しみ尽くす生き方。

 

人間の悩みや不安はなぜ生まれるか。

それは、時間と言う概念を持っているから。

将来自分はどうなってしまうんだろう、こうありたい未来の自分に対して、それに遠く至ってない現在の自分に失望してしまう。

 

または過去の後悔。
過去にあのような選択をしたので、現在は理想から遠い自分があると思わされてしまう。

 

すべて未来や過去の時間軸によって引き起こされるのが不安やストレス。

 

これを解消するには、今現在のことに全集中して瞬間を味わったり楽しんだりする。

過去の事や未来の事は頭から追い出して、現在を味わうように楽しむ。

 

ご飯を口に運ぶ時も、材料を作ってくれた農家の方や、調理してくれた人に感謝をしながら口の中で味わって食べていると、ごはんも美味しいし、その間は悩みは忘れることができる。

 

これを日々の中で、一時取り入れるというのは誰にでもできることでしょう。

ですが、常にどの瞬間にも集中して楽しんだり味わったりするのは、なかなか難しいことではないでしょうか。

直ぐに、頭のなかで他事を考えながら歯磨きしたり、テレビにに気をとられながら、頭で他事も考えながらごはんを口に運んだりしてしまいますよね。

 

10メートルを全力疾走することはできても、フルマラソンを全力疾走するのは難しい事とよく似ています。

 

毎日このメソッドを取り入れることによって、少しずつ味わったり楽しんだりする瞬間の時間を長くするトレーニングを積んでいく。

幸せになるのも筋トレと同じなんです。

幸せになる力が必要。

 

そんな時間を長く出来るようになればなるほど、人生が幸福に満ちたものになっていく。
理論上はそういうことです。


そうすると、幸せに満ち溢れた人にはやはり類友で幸せな人が集まりやすくなり、アウトプットにも必ず良い変化が訪れると言うのがマインドフルネスの凄いところなんだと思います。

 

ですが、それは副次的な効果に過ぎずその効果に過剰な期待を込めてこのメソッドに取り組むと続かないとは思うので、副次の結果は忘れて取り組めばとにかく幸せになる力はついてゆくはずです。

 

うわべで理解したつもりでいましたけども丁寧道を実践することによりより理解が深まりました。

 

世界中のあらゆる宗教の教義がほとんどこれと同じことを言っているらしいので、昔の人の直感力はすごいなと感じました。

 

日本で言うと禅の世界観や、利休の茶道も丁寧道と同じことを目指しています。

 

文化的土壌として、まさしくマインドフルネスの源流と言えるものを先人の日本人が作ってきた国に生まれたのは、日本人としての大きなアドバンテージですね。

幸福になれる素養があると言えると思います。

 

この本一冊では、細かいニュアンスがなかなか伝わりにくい書き方になっていると感じました。

もうちょっと長く書けると思いますけど、エッセンシャル版のようにあっさり書いてあります。

直ぐに読み終えちゃうので内容的には薄いです。


僕もクラブハウスで双雲先生の話を繰り返し繰り返し聞くことによってやっと理解できるようになりました。

 

クラブハウスの話があったから書いてあることがわかりますが、この本一冊では難しいかも知れないです。

 

マインドフルネス入門書として本書はお勧めできます。

悩み事が多い人はぜひ本書を手に取って実践してみて下さい!

読書は読むから聴く時代ですよ!

本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。

超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。

books.richardh.work

この方法もいいですし、Audioブックもプロ俳優さんの読み上げでなかなかいいですよ。

 

そして、サブスクで本が読める読書好きなら絶対お得なKindle Unlimitedも是非利用してみて下さい。

 Kindle Unlimitedはいいサービスですよ。

 

 

 

 

【読書メモ】みんな夫婦で病んでいる

みんな夫婦で病んでいる 本田りえ

みんな夫婦で病んでいる 本田りえ

 

3組に1組の夫婦が離婚しているという。

でもそれは数字のマジックで実際は違う。

離婚件数 / 婚姻件数 で算出しているから。

人口動態を考えたらそこまでの数字ではない。

 

ではないにしろ、結婚が普通で未婚が普通でないと言う価値は変化し、離婚と言う選択肢は珍しい手段ではなくなった。

 
書かれている内容は、モラ夫に対する対処の仕方、セックスレスに対処する方法、家事育児の分担、DV、精神障害、パーソナリティ障害等、対処法が具体的に書いてあるが、多くは机上の空論的な印象を受けた。
 
やはり相手あってのこと、2人が夫婦関係に問題があると認識していて、かつ改善したいと言う意思があれば、書かれているように事が進むと思うが、大抵の問題は俺には問題ないとか、悪いのはあいつって思っているものなので、そう簡単には進まない。
 
誰しもが、自分は間違ってないと思うものだし、特に親しい人から、あなたは間違ってると指摘されると反発したくもなるものだ。
 
故に夫婦は難しい。
 
夫婦問題について書かれた本は、大抵は男女平等、ポリティカルコレクトネスに配慮して書かれいる。
 
ところが、僕の周りを見ていると、意外と平等を目指そうとしている夫婦の方が問題を抱えて躓いているように見える。
 
仮説だけど、遺伝子レベルの話なのか、それとも社会文化の圧力なのかはわからないけど、男はこうあるべき、女はこうあるべきと言う価値に人は引っ張られる。
男らしくあったり、女らしくあったり振る舞ったり、振る舞われたりすることの方が快適を感じると場合が多いのではと最近考えてしまいます。
 
僕の持論の話になってしまいました。
 
本の感想に戻すと、婚姻関係と女性ホルモンとの付き合い方について触れた部分があるので、そこについての知識がない特に男性は読む価値があると思います。
 
モラ夫に悩まされているどうしたら良いのかわからない女性には、あまり実践的な話にはならなさそう。
 

読書は読むから聴く時代ですよ!

本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。

超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。

books.richardh.work

この方法もいいですし、Audioブックもプロ俳優さんの読み上げでなかなかいいですよ。

 

そして、サブスクで本が読める読書好きなら絶対お得なKindle Unlimitedも是非利用してみて下さい。

 Kindle Unlimitedはいいサービスですよ。

 

 

 

 

【読書メモ】認知バイアス辞典

 

f:id:mocchipa:20211218183606p:plain

認知バイアス辞典

 

 

人間が生きて、生き残り、生き抜く為に、発達してきた様々な特性。
それは、心理的プログラムとして現代人にも生きて機能している。
 
そういう、つい、そのように振舞ってしまう特性を、認知バイアスと呼ぶ。
それら認知バイアスを研究している研究者が、存在する様々な認知バイアスを紹介する。
 
これらバイアスは、商業活動や、政治行動、判断、決定時に、知識を持っている人が、対人操作として利用していることがよくある。
本書で、それら認知バイアスの存在を知り、学んでおくと、決定、判断を迫られたときに、これはあのバイアスだ!と気づく可能性が増え、より良い選択をする際の手助けになる可能性を秘めた本です。
 
バイアスの名前と説明、日常ではどんな場面で用いられているか、裏付ける実験結果が掲載されている。
 
個人的におもしろいと思ったのは、現状維持バイアス
コインの裏表を充てるゲーム。
勝ったら、1500円もらえ、負けたら1000円払う。
確率1/2で買った時の方が得が多いので、期待値は -1000円 x 1/2 + 1500円 x 1/2 = 250円
ゲームとしては参加したほうが有利なゲームなのに、ほとんどの人はゲームに参加しない。
 
実験上、人は負けの2.5倍以上のリターンが見込めないとゲームに参加してこない事がわかっている。
それほどに、人間は得する喜びよりも、損することを嫌うという事を証明した実験。
 
このことから、期待値が0越えの勝負は参加すればそこそこ勝算が高いという事。
なぜなら参加者が少ないから。
 
この期待値っていう考え方を取り入れて生活してゆくと、役に立ちそうな気がする。
気持ちに左右されないデーターに基づいた判断。
 
文章は少々読みにくいところもあるけど、存在する様々な認知バイアスが紹介されいているので、頭の隅に置いておくと冷静な判断ができるかも。

読書は読むから聴く時代ですよ!

本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。

超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。

books.richardh.work

この方法もいいですし、Audioブックもプロ俳優さんの読み上げでなかなかいいですよ。

 

そして、サブスクで本が読める読書好きなら絶対お得なKindle Unlimitedも是非利用してみて下さい。

 Kindle Unlimitedはいいサービスですよ。

 

 

 

 

【読書メモ】顔ニモマケズ 水野敬也

様々な理由で、外見に定形外な個性を持ってしまった人達のインタビュー。
 
人の価値は見た目では決まらないのだが、人は見た目で受け入れたり、受け入れなかったりという現実がある。
 
生存バイアスで、このインタビューに応えている人々は、このテーマでなにか伝えたい意志のある人々なので、問題を持っている人がみんな折り合いつけて前向きに生きているわけではないでしょう。
 
インタビューを通じて共通しているのは、自分のちからでどうにもならない事は受け入れるしかないし、それよりも出来る事を使って人生を楽しんでゆくしかないという事。
同じ時間を使うなら楽しく過ごした方が良い。
そんなメッセージを感じました。
 
テクノロジーが発達して、皮膚感覚とかそういうものが電気信号で伝達できるようになると、人は見た目問題というのから解放されるようになるだろうか。
 
アバターでなりたい見た目になれるようになったら、、、
それとも、アバターは美形だけど中身はどうなのとう事が問われやっぱりその価値がなくならない世界観が続くのか。
 
勿論僕の中にもある、見た目差別の感情について深く考えさせられました。

 

読書は読むから聴く時代ですよ!

本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。

超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。

books.richardh.work

この方法もいいですし、Audioブックもプロ俳優さんの読み上げでなかなかいいですよ。

 

そして、サブスクで本が読める読書好きなら絶対お得なKindle Unlimitedも是非利用してみて下さい。

 Kindle Unlimitedはいいサービスですよ。

 

 

 

 

【読書メモ】ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー ブレディみかこ

f:id:mocchipa:20211102171427p:plain

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー ブレディみかこ

 

アイルランド人の配偶者を持つブレイディーみかこさん。
 
子育て体験を通してイギリスにおける格差社会問題、人種差別問題、変わりゆくイギリス様子を色鮮やかに描写する。
 
移民を受け入れ、多民族国家となっていくイギリス、大英帝国時代からの緩やかなに衰退をしながら、成熟国家になっていくイギリスの様子は、将来の日本国家もやがて辿る道に思えとても参考になる。
 
イギリスも急速にリベラル的な考えが入ってきて、保守的な考えと摩擦しながらもリベラル的に変化を進めているようだ。
 
アジア人は世界中に住んでいるが、イギリスではこんなにもアジア人差別があるのかとうのが赤裸々に描かれている。
差別的なクラスメイト、差別感情を持っている大人たち。
ただ、学校教育の現場ではそういうのを改善しようという動きが書かれている。
中華系の生徒会長が存在していたり、人種差別する少年を厳しく指導したりする様は、国の方針みたいなものが無いとこうならないと思って読んでいた。
 
僕もロンドンを旅行したときに現地の子供たちに囲まれてチャンチャン、チュンチュンとはやし立てられた。
釣り目のジェスチャーをしてからかわれたり!
ただの観光客にそこまでできるっていうのは家庭内で相当な差別をしてないとはならないと思った。
 
そんな差別感情の多い社会の中でオノヨーコと結婚したジョン レノンは当時恐らく相当な変わり者だったでしょう。
ポール・マッカートニーにはジョンとヨーコの結婚には苛立っていたという話もある。
 
イギリスもまだまだ人種差別と言うのは根強くあるが、社会全体としてはそういうものをなくしていこうと言うエネルギーを感じさせるような話も多かった。
 
古いイギリスを継承しつつ、移民とともに新しいイギリスを作っていくのでしょう。
人口減少が起こってくる日本でも、それはおそらく将来同じことを受け入れていくことになるのではないか。
 
息子くんが人種的なアイデンティティーに葛藤しながら、いつの間にかいろいろなことを受け入れたり消化して大人になっていく成長期の部分も読んでいて楽しい。
 
話題になった図書でとても読みやすい文章です。
人の立場になって考える、考えを合わす事はできなくともお互い尊重し合う事、大事なことが学べる一札です。

読書は読むから聴く時代ですよ!

本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。

超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。

books.richardh.work

この方法もいいですし、Audioブックもプロ俳優さんの読み上げでなかなかいいですよ。

 

そして、サブスクで本が読める読書好きなら絶対お得なKindle Unlimitedも是非利用してみて下さい。

 Kindle Unlimitedはいいサービスですよ。

 

 

 

 

【読書メモ】されど私の可愛い檸檬 舞城王太郎

f:id:mocchipa:20211102170617p:plain

されど私の可愛い檸檬 舞城王太郎

 

たまには小説を読んでみました
トロフィーワイフ、ドナドナ不要論、されど私の可愛い檸檬の三話収録
一話目のトロフィーワイフは正しい生き様が周囲の人に暴力になっている姉を描いた作品。
正しさの前には、みんな居心地が悪くなり、そして正しさの暴力によって心を縛られる。
そんな様を上手に描写している。
 
僕も友達にものすごく正しい人がいる。
憧れたり、真似したいなという思い成長の刺激にもなるが、その正しさと眩しさに心が沈む時が正直ある。
 
ドナドナ不要論はSF小説を読でいるような読み応え。
夢の世界と現実の世界が行ったり来たり。
取り扱いのテーマは夫婦であったり、親子であったり、家族であったり。
 
家族が病気などで精神を病んでしま以前の人格ではなくなってしまった時その相手とどうのように対峙していくのかということを考えさせられる
 
三話目 されど私の可愛い檸檬
少年から青年へ成長していく様を恋愛と仕事いうフィルターを通して描いている。
恋愛のことならフットワーク動けても仕事のこととなると、そんな軽くは動けない。
言い訳したり流されたりしている間に、人生は終わってしまうのかなというようなことを考えさせられた。
 
されど私の可愛い檸檬も不思議な読了感の小説。
 
リズムもよく言葉も難しくないので、ハマる人にはハマるかもしれない。
 
Kindle Unlimitedで是非どうぞ!

読書は読むから聴く時代ですよ!

本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。

超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。

books.richardh.work

この方法もいいですし、Audioブックもプロ俳優さんの読み上げでなかなかいいですよ。

 

そして、サブスクで本が読める読書好きなら絶対お得なKindle Unlimitedも是非利用してみて下さい。

 Kindle Unlimitedはいいサービスですよ。

 

 

 

 

【読書メモ】「運がいい人」になるための小さな習慣 サチン・チョードリー

「運がいい人」になるための小さな習慣 サチン・チョードリー

「運がいい人」になるための小さな習慣 サチン・チョードリー

 

在日インド人のサチン・チョードリーさんの著書。
 
目新しい意見というのは、あまりないけれども語り手を変えて読んでみると、改めて心に刺さったりする。
こういう本は定期に読むのは良い。
それこそが運を呼ぶ習慣だと思う。
 
厳密には運気を上げる確実な方法というのはないと思うけど、運気を上げる確率を高める方法というのは存在すると思う。
本書の内容はまさに確率をあげる方法だ。
 
僕もこの本を読んで一つ新たな習慣として取り入れたことがある。
 
それは井上陽水奥田民生のありがとうという歌を毎日聞くということ。
これは宗教でいうところのお経に当たるものと自分の中で位置付けてる。
 
9月はなんとなくついてないことが多かった月であったが、この本をきっかけに10月から運勢を上げていきたい。
 
まずは付いていないとか運が悪いとかっていう言葉から控えていこう。
 
現に9月に起こった問題は損を出しながらもう一つ一つは解決して、クロードしている。
 
ブログネタを買ったと思ってアンラッキーも楽しんでいきたい。
 
何だかんだ僕は運がいいのだから!
 

読書は読むから聴く時代ですよ!

本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。

超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。

books.richardh.work

この方法もいいですし、Audioブックもプロ俳優さんの読み上げでなかなかいいですよ。

 

そして、サブスクで本が読める読書好きなら絶対お得なKindle Unlimitedも是非利用してみて下さい。

 Kindle Unlimitedはいいサービスですよ。