リチャード 読書好き好き!

ブロガーリチャードの読書記録です。

【読書】池田大作 権力者の構造 溝口 敦

池田大作 権力者の構造 溝口 敦

池田大作 権力者の構造 溝口 敦

 

創価学会3代目会長池田大作氏を批判する本。
基本的には批判することを目的に書かれているので中立性はない。
悪く言うポジションに徹しているので、事実の羅列以上に池田大作氏個人へ厳しい人物評価を下している。
そういう強烈なバイアスがかかっているものとして読みました。
 
15年ほど前インターネットを中心に嫌韓ブームと言うのがあった。
その際、池田大作氏は朝鮮半島の出身であり、国籍についても朝鮮半島の国の国籍であると言う記事を読んだことがある。
僕はそれについては本当なのかなと言う立ち位置でしたが、本書に書いてある池田氏の生い立ちを読んだらやはり時代の空気でそういう言説が流れたのだと思いました。
東京大田区の海苔の生産者で、それが正しい情報なのだろうと思います。
 
前半は池田大作氏の生い立ちの部分、中盤になると創価学会の歴史から書かれている。
特に2代目会長 戸田城聖時代の創価学会については詳しく書かれており、この時代に信者による折伏勧誘活動、他宗教への厳しい排他性、聖教新聞等の出版行、今日まで続く創価学会のイメージの礎が作られる。
 
後半は、3代目会長をかけた権力闘争について描かれている。
最有力候補ではなかった池田氏が会長に就任できたのはいくつか理由があるでしょうが、やはりお金の力と言うのは大きそうでした。
それぐらい、組織の中でお金に関わるポストについてるのはこういう権力闘争の場で有利に働くのでしょう。
 
公明党立ち上げも描かれていた。
当初の政治目的等は国立戒壇といって創価学会を国家主教にすることが目的だった。
その後政教分離の議論などが内部であり、国立戒壇については表立った政治目的から外れる。
なんだかんだ言って、現在では政権与党なのがすごいなと思わされました。
 
終盤は昭和40年代後半のマスコミによる池田大作バッシングのところまで描かれている。
本書によれば、この騒動で池田氏は求心力を失っており、組織ぐるみで行っていた折伏勧誘活動も、組織としては禁止せざるを得なかった様が描かれており、拡大循環の原動力となっていた折伏活動が絶たれたことにより、世間で思われているよりは縮小している組織なのかなと言う印象を抱いた。
 
現在でも、池田大作氏は絶対権力者のような印象を外部から抱かれているが、そのような時代は長く続いたものではなく、昭和50年代に入るとその絶対権力は維持できない状態にまでなっていたのだと言う。
おそらく、創価学会と言う大きな組織を維持するのに象徴として大権力者のようなポジションにおいてはいるが、その権力については剥奪されたような状態なのだなというのが読んでて意外でした。
 
今年の盆、親類が1人家まで遊びに来た。
彼は親が創価学会員で彼自身も創価学会員。
自分で選んだ宗派ではなく親から継承された宗教。
彼の心と信仰との間にどんな距離が存在するのかと言うことが以前よりずっと気になっていた。
お墓参りの道中、2人でゆっくり話ができる時間が取れたのでその辺のことを聞いてみた。
信仰の部分で共感し実践しているものもあるが、盲目的に信じているわけでもない。
そして青年部の集まりなどにはいろんな複雑な思いを抱きながら参加しているそうだ。
 
彼の心情を理解したり、むやみに僕に折伏活動をしてこないなどの理由が本書を読むことで少し理解の助けになりました。
 
完全なる批判ポジションの本ではありますが、書いている歴史の部分などはおそらくソースの下に書いているでしょう。
それを読むにつれ、世間で思われているイメージとは意外と違う部分があるのだなと感じました。
 
また1つ理解が深まり面白かったです。
 

読書は読むから聴く時代ですよ!

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【読書メモ】人間の性はなぜ奇妙に進化したのか ジャレド・ダイアモンド

人間の性はなぜ奇妙に進化したのか ジャレド・ダイアモンド

人間の性はなぜ奇妙に進化したのか ジャレド・ダイアモンド



人類の歴史と進化について研究執筆をしているジャレドダイヤモンド博士。
今回のテーマは、人間の最もプリミティブな部分セックスについてのお話。
 
人間のセックスと言うのはいかに他の動物からかけ離れているかを紹介している。
またその他の動物とかけ離れた特徴にはどういう意味があるのかと言うことを解き明かしていくと言う内容。
 
例えば、ほとんどの動物は、性交するときにみんなに見えるところで行うが、人目を気にし隠れてするのは人間だけ。
 
ほとんどの動物は、メスの発情期、妊娠可能な時期がわかるようになっているが、人間についてはそれが隠されている。
 
オスは生涯妊娠可能な能力を備えているが、メスだけ40代から50代に閉経して妊娠ができなくなると言う仕組みを備えている。
 
一番印象に残ってしまったのは、人間のペニスはなぜ無駄に大きいか。
ゴリラの勃起時のペニスは3センチ、オラウータンで4センチ。
 
くだらない豆知識が増えてしまいました。
 
男はなぜ狩りをするのかの章も面白かった。
結論から言うと、彼の能力を誇示して遠方に行くことによって他の集落の女と浮気をするためと言う説。
 
現在でも収入を増やすことにステータスが置かれ、高級車などで自分を誇示するみたいなのは見られている。
 
こういった謎に対する回答も、研究によって日々アップデートされているが、そういった1つ1つの特徴に対してそれぞれの理由が存在するのは面白かった。
 
社会がどんどん変化して、特に男と女の権利は平等に向かっているが、長い進化の中で、男に備わった特徴、女に備わった特徴と言うのがどうしても存在してしまうのだと本書を読むと思わされる。
 

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【読書メモ】時間は存在しない カルロ・ロヴェッリ

時間は存在しない カルロ・ロヴェッリ

時間は存在しない カルロ・ロヴェッリ



読んでみたけど詳細はさっぱり何を言っているのかわからなかった。
でも大枠だけはぼんやりわかった!
この本の内容をやさしく解説した話を聞いてみたいですよね。
 
内容的にはすごいことが書いてあると思う。
 
ざっくり言うと、時間と言うものは存在しておらず存在するのは現在だけ!
過去も未来もない可能性が高い。
そして僕らが生きているこの現実は、脳が生み出している幻覚。
 
痴呆症の人、統合失調症の人、彼らの見ているせん妄と、我々が見て認知している現実に大きな違いは無い。
 
これは本の中では触れてなかったが、現実が我々の脳を生み出す幻想であるなら、引き寄せの法則も成り立つような気がする。
 
強く願った事は現実化するのだ!
妄想なので。
 
過去も未来も存在せず、現在しか存在しない。
これは不思議とマインドフルネスや仏教の考え方と類似している。
偶然なんだとは思うけど面白い。
 
過去に起きた嫌な出来事も、本当に起きたかどうかて言うのは怪しいのですね。
そうであるなら都合よい解釈つけてより良い幻を見ていくようにしていった方が幸せだなと思いました。
 

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【読書メモ】細木数子 魔女の履歴書 溝口敦

 

細木数子 魔女の履歴書 溝口敦

細木数子 魔女の履歴書 溝口敦
このセリフで一世を風靡した子細木数子さん。
その細木和子さんにズバリ言うわよする本。
この本をめぐって名誉棄損などで著者や講談社は争っていたが、最終的には細木数子さんは芸能界を全面撤退するに至った。
そのきっかけになったと言われる一冊。
内容についてはこれが本当であれば結構ひどい話が多かった。
もちろん溝口さんの取材をもとに書かれた話で一方的な意見だとは思う。
この内容からすると細木数子さんは反社に近い人間もしくはほぼ反社と言って過言でない。
怖いなと思うのは、そんなほぼ反社な人間が、地上波テレビに出て、ブランドを上げて、お墓霊感ビジネスの片棒を担ぎを放送局が行っていたと言うことだ。
細木和子さんと言う異端がいたんだと言う話で終わらすべきではなく、放送局と言うのは基本は経済利益を追求する組織。
利益のためには視聴率を上げねばならず、そのためにはときには出演者の身体チェックを怠って、こういう人物の言説が放送されてしまうと言う怖さを描いている。
 
これはおそらく10年ぐらいして今の占いブーム、スピリチュアルブームを眺めたときに、やっぱりあの時と同じ問題があったなと思いそうな気がする。
 
玉石混交が当たり前のインターネットに比べ、地上波放送局と言うのはある程度最低限のフィルターはとっているだろうと思い込んでしまうが、それは危険なんだなというのがこの本を読んだ1番の収穫でした。
 
あの手この手で、大きな利益を得たけれど、使い道はホスト遊びだったりするのを見ると、彼女の人生、幸福感についてはどうだったのだろうか。

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【読書メモ】宮台真司 愛のキャラバン

宮台真司 愛のキャラバン

宮台真司 愛のキャラバン



宮台さんの本は初めて読みました。
 
本書はナンパを通して男女の性愛、少年から青年へ向かう時の意識変化、自己啓発、社会構造の変化、ジェンダーギャップ、いろんなテーマに触れている。
 
読了後いろいろためになった感覚を覚えた。
 
宮台さん含め、ナンパを通してたくさんの数の恋愛をこなしている人はこのテーマに関して解像度が違うなと感じた。
恋愛の数ばかり重ねる事は、世間的には批判されることもあるけれど、数こなさない見えないことってやっぱりありそうだ。
 
最初から最後まで本書の中で何度も出てくる概念、変性意識。
要するにトランス状態のことを指している。
人が恋に落ちるときはこの変性意識状態になっている。
そして変性意識を作る方法、人が変性意識に陥りやすい状況は既にわかっているものがあって、変性意識に陥らせる1つの方法がナンパと挙げられている。
 
そして男のほうも変性意識に入っている状態が良い状態で熱も高い。
お互い変性意識に入っている同士のセックスを良いセックスとしており、ナンパはここを目指すべきと言うことが語られている。
片方だけが変性意識に入っているではダメ。
 
変性意識と言うのは多分宮台さんが選んだ言葉なんでしょうけども、おそらくモテる男は言葉は違えど、この変性意識と言う概念を意識してアプローチしているのだと思う。
 
そこを理解していないと、どんな場所にデートに行ったら良いか、どんなレストランを選んだら良いのか、奢った方が良いのだろうか、どんな服を着たらモテるのかなど核を無視した話になりやすい。
 
前半の女性の性意識の時代の移り変わり、'77年代以前と'77年以降から現在まで。
分岐点以前では、セックスするしない、異性と付き合うか否かを悩んでいたのだが、分岐点以降はどんなセックスをするのかどんな男と付き合うのかと悩みのレイヤーが上がっている。
この先には女性がナンパする時代がまっているのかもしれない。
 
この世はみかけによらずワンダーランド。
藤沢数希の小説、ぼくは愛を証明しようとおもうのプロローグにもこんなセリフが書かれている。
「この東京の街は、僕たちのでっかいソープランドみたいなものなんですね」
「ああ、無料のな」
一方で女性は高望みばかりするし、条件が厳しすぎて恋愛は無理ゲーだという話も聞く。
イケメンとお金持ち以外には地獄だと。
無理ゲー社会。
同じ地球の恋愛なのに2つの極端に違う捉え方が存在する。
 
本書の教えてくれることは、ディズニーランドに入園したければ Just do it.
結局やるしかないんだよね。
α ツィッタラーの小山さんが以前言っていた女性と男性の恋愛の世界線
男は冒険に出るしか結婚する方法がない。

どちらかと言えば内気だった宮台さんが、なぜナンパに向かったのかがエピローグで詳細に書かれている。
そこに出てくる教授のエピソードや、僕が個人的に女友達に聞いたエピソードと照らしても、こと恋愛に関しては本当に Just do it. なんですよね。
でも、どうして多くの男が Just do itできないのかは本当に考えさせられる。
それぐらい、性愛でNOを突き付けられる事て本能的に恐怖を感じる事なのだろうなと。
本書では、Just do it することで早々にその恐怖は克服できるとしています。
それに絡んで印象的な言葉を残されています。
「自己防衛系男子は女子にとっては愚痴のゴミ箱」
これは刺さりますね。
闘う前から、闘う前半の方で傷つくのにビビってる事が女性に察知されると男としては対象外で、愚痴を聞いてくれる都合の良い人どまりになってしまう。
傷つくのはもっとずっと先の段階で良いのに、多くの男は防御姿勢をとるのが早すぎると指摘してますね。
 
これは、性愛に限らずですね。
本当、日々、いろんなこと Just do it . してゆきたいと、こういう本を読むたび思いますね。
←時間が経つとすぐ忘れてしまうけど、、、
 
ストリートでソロでナンパて僕もとうとう経験することなくこの歳になってしまいましたね。
若い頃にやってみようと思いましたけど怖くてやっぱりできませんでした。
 
本書を読むと、本当にJust do it.で、自転車のようにやり続けて考え続ければ誰でもモテるようになれるのだろうなと伺えます。
宮台さんも3ヵ月なんの成果もなくナンパに繰り出していたと書いてます。
3ヵ月もリターン無くても街に繰り出せるハートの強さが凄いですね。
誰にでも身につけれる技術でありながら、転んだ時の心の痛みは凄まじいのでそこが難しさなんでしょうね。
 
性愛について考えさせられる面白い本でした。
自己啓発としても役に立つ部分があります。
次世代恋愛は女性もプレーヤーとして参加する時代がくると良いですね。

 

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【読書メモ】自動車の社会的費用 宇沢弘文

自動車の社会的費用 宇沢弘文

自動車の社会的費用 宇沢弘文



 

後半から内容がとても難しくて全然ページが進まず。
残念ながら途中挫折することになった、、、
もうちょい読書力が上がったら読んでみよう。
 
こちらのほうはClubhouseで※NYMBY問題が取り上げられたときに参考図書として紹介されていた。
※Not in my back yeard. 社会的に必要なことは理解するけどうちの庭裏だけはやめてくれという問題。
 
1970年代当時は、年間2万人も交通事故で亡くなっており、事故に関わった家族も含めるとものすごい数の日本人に被害のインパクトを与えていたにもかかわらず、自動車産業の育成、トラック輸送による道路網の整備などの経済合理性を優先して、犠牲者や環境被害については無視をしてきた。
 
そうなってしまう構造の原因を、この時代の経済学の常識、コスト&ベネフィットの考えを批判。
例えば、成人1人が亡くなったとして、その人が生涯稼ぎ出してであろう稼ぎを平均年収でもって損失コストを算出する。
一方、自動車が売れることや、道路が生み出す流通のもたらす利益を算出してそれらを天秤にかけて、ベネフィットの方が上回るようであればそれは進めた方が良いと言う判断を下していた。
 
でも実際コストとして計算される人間は人格を持っており、数字だけでは語れない価値を本来持っている。
 
また、これらコスト&ベネフィットの計算には、公害被害は計算に含まれていない。
 
モータリゼーションの発達によって、路面電車やバス、列車などの公共交通機関が減ってしまい、車を持っている人と持っていない人との間に不平等が生じてしまっている。
 
また、経済の原則として、利用者が利用にかかるコストを負担するのが筋であるが、道路に関しては自動車利用者や自動車販売会社は払うべきコストを納税者に押し付けて逃れていると言う見方もできる。
道路の建設コスト、公害被害に対する補償、自動車が引き起こす事故への補償、1部の負担はあるが全額負担しているわけではなく、殆どフリーライダー状態になっている事を指摘している。
そんな調子で、コスト&ベネフィットと言う考え方へのアンチテーゼを本書は示している。
 
出版から50年経った今も、自動車は道路の王様であり続けている。
宇沢弘文が問題にしたこれらは、根本的には今も変わりなく存在し続けている。
 
自動車王制状態を疑問なく受け入れている考えは早々に変わる事はないでしょう。
おそらく税金の重みづけや自動運転、道路デザインなど、テクノロジーが解決していくのではないかと思います。
 

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【読書メモ】すべてはモテるためである 二村ヒトシ

すべてはモテるためである 二村ヒトシ

すべてはモテるためである 二村ヒトシ



20年以上前に出版されたロングセラー。
確かに学生時代にヴィレッジヴァンガードあたりでよく見かけた。
 
当時はモテたいと言う思いがありながら、長く付き合っていた彼女がいたため、電子書籍もない時代、この本を家に置くことがはばかられた。
今思えばこの本に書かれているような臆病な自意識過剰な人だったわけです。
 
気になっていた本だったんですけど、電子書籍化されておらずなかなか手が伸びなかったのですが、つい最近電子書籍化されたことを知り購入させていただきました。
 
あなたは気持ち悪いからモテないんです!
冒頭からいきなりショック。
あなたはお金がないから貧乏なのです。
同じ位身も蓋もない話。
 
でもこの本の肝となる部分なので、まずは気持ち悪いと言うことを受け入れて読み進めます。
 
もう一つのこの本のテーマ、解像度を上げて考えるです。
気持ち悪いと言う状態はどういうことなのかと言うことを解像度を上げて説明しています。
 
解説によれば2から5が気持ち悪いと説明しています。

引用:すべてはモテるためである 二村ヒトシ 389ページ
 
ちゃんと考えると言う事は、この行動が最適解と結論しすぐに行動に移せる状態のことを言うと言ってます。
この点は結構いいところついていると思います。
どんなに頭が良くてもアウトプットを選択できないのであれば堂々巡りで暗くなる事としてます。
やっぱりよく言われる、優柔不断はモテないを、違う言葉で説明してますね。
決断力がある人がモテるんですね!
その決断力を鈍らせるのは臆病さと自意識過剰。
 
解像力を上げる。
本の中では、なぜモテたいのかを解像力を上げろと書いてあります。
その理由はモテたいと言う欲望をちゃんと自分で説明できる、自分のことをよく知る、その作業ができているのかと言う問いかけです。
 
職業や、学生なら専攻みたいな属性を使わないで自分のことを説明できるようにならないとダメ。
この問いはなかなかドキリとさせられます。
 
自分はこういうことが大好きで、それがなぜ大好きなのかと言うことを人に説明できると言う事は、自分の好きや欲望がわかっていると言う事。
自分がなぜ大好きなのかをしっかり説明できると言う事は、心の故郷があると本の中では表現しています。
 
そのような場所がある人は、人との関係で恐れる事は無いわけです。
外で傷ついたとしても、戻って輝けたり世界に惹かれたりする場所があるからです。
 
例えば自分がゴルフが好きだったとします。
でも、その好きな動機が、取引先の人と楽しめそうとか、キャバクラの女の子たちが⛳やってるからデートに誘えそうだったりした場合は、それはほんとに自分が好きなことなのかと言う問い直しをしたほうがよさそうです。
なぜなら、そういう時は自分の本当の欲望のためでは無いからで、心の故郷にはなり得ないからです。
 
もう一つのこの本の主張は相手の土俵に乗れです。
相手の立場を想像して、もし自分が相手なら何が欲しいのか、何をして欲しいのか、考えてアウトプットできる人がモテる。
 
孫子の兵法、敵を知り己を知れば百戦危うからず。
 
今日の格言は、恋愛市場でも通じる言葉のようです。
 
そして重版を重ねた現代版の本書は、加筆された部分があります。
 
それが後半のではそういった思考や態度はどのように身に付けられるかを書いたのが後半の章です!
 
この章では、まずはキャバクラとかに行って女のことをしゃべる練習をしなさい、そしてステップを上げて風俗店へ行きなさいと書いてありました。
僕らは大人になるまでに、恋愛の仕方は基本習う事はありません。
恋愛を始めたければ恋愛するしかないと言うのが現実なんです。
お金はかかりますが、恋愛機会に恵まれなかった人が練習できる場所と言ったら、現実的にはそれぐらいしかないかもしれませんね。
 
そう考えると、北方謙三氏の有名なセリフ
小僧ウジウジ悩んでないでソープへ行け!
あたらずとも遠からずかもしれません。
 
まとめですが、この本が非モテに悩む男の救いになるかは非モテの種類によるかと思います。
今まで、女性に何度もアプローチしてきたが、うまくいったためしがないみたいな人には良い気づきやヒントを与えるかもしれません。
 
そうではなく、出会う努力もしてないし、アプローチも怖くてほとんどした事は無い。
モテたい=ある日突然自分の好みの女の子が、自分に好意を寄せてくれないかなと都合よく考えているタイプの人には、ここに書いてある内容がぴんとくる可能性は少ないと思います。
 
20年前といえば、雑誌ポパイ、ホットドッグプレスがまだまだ元気な頃で、こうやって女性を口説いたらいいとか、女性をここに連れて行ったら間違いないみたいな話が溢れてました。
その中で、本書のような内容は異色の存在だっただろうなと想像します。
本質を語っており、その内容は20年経った現代でも古びることなく、人によっては役に立つ気づきや心構えのヒントを与えてくれます。
 
実践的な内容で言えば、恋愛工学と言う言葉を生み出した藤沢数希氏の、ぼくは愛を証明しようと思う。がオススメですか、こちらは生兵法は怪我の元じゃないですけども、使い方を間違えると結構ひどい怪我をしてしまう本なのです。
なので先にこのすべてはモテるためであるを読んで、その後に僕愛を読んでテクニック面を補強すれば、より高い効果の実践ができるのではないでしょうか。
 
本書の続編、なぜあなたは「愛してくれない人」をすきになるのか。も読んでみたいと思いました。

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【読書メモ】テレビが映し出した平成という時代 川本裕司

 

テレビが映し出した平成という時代 川本裕司

テレビが映し出した平成という時代 川本裕司

 

前半はフジテレビの弱小だった時代からトップテレビ局に登りつめ、その後緩やかに衰退していく様子に触れている。
 
フジテレビは、面白い企画であれば採用会議を通さずとプロデューサーの裁量で放送決定をしてしまう機動力の高い組織だった。
 
昔のトップはTBSで、面白い企画がプロデューサーレベルでいいねとなっても、会議にかけられると採用されないと言うことが多々あったそうだ。
 
そんな即断即決が制作会社に受けて、面白い企画はまずフジテレビにもっていくと言う流れができ、花開いたのは80年代のバラエティーやトレンディードラマのヒットの数々だ。
 
業界の弱者だからこそ、ゲームチェンジするような新しいスタイルを作っていた。
 
トレンディードラマは大物作家さんに脚本を書いてもらえないのを逆手にとり、作家の新人育成から始めた。
 
ところがそういう成功体験を持った世代が管理職になると、若い世代に裁量を委ねると言うスタイルは薄れてゆき、家だったバラエティに関しては、データマーケティング手法を確立した日本テレビに首位の座を譲ることとなった。
 
後半は、時代を変えた報道番組、ニュースステーションサンデープロジェクトに触れている。
 
テレビの報道を1つで政治家が侵略させられたりなど大きな影響を持った。
それほどの人気だったと言う。
それまでのニュースはニュースを淡々と客観的に直すと言うスタイルが主流だったのだけど、キャスターが意見を述べたりするのは画期的。
 
振り返れば、この時代あたりから、一般民衆は自分の頭で考えずに、メディアに考えてもらうでいくつか意見を出してもらい、自分の考えに近そうな意見を自分の意見とするような、今のインターネット言論に似たような流れはこの頃から強くなったのかもしれない。
 
ワールドビジネスサテライトのキャスターが小池百合子さんだったのはこの本で知りました。
 
この本を通して平成の番組を振り返ってみると、今の個々人にチューニングされた情報の発信みたいな現象は、平成の時代にすでにその源流みたいなのができていたような印象を受ける。
 
国民全員が好きと言うよりも、世代やターゲット層など想定してそこにコンテンツを作り込む。
 
インターネット時代ほどの多様性でないにしろ、テレビ局と言う中でそれをやり始めたのが平成時代だったのではないでしょうか。
 

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【読書メモ】ユーチューバーが消滅する未来 岡田斗司夫

ユーチューバーが消滅する未来 岡田斗司夫

ユーチューバーが消滅する未来 岡田斗司夫



岡田斗司夫さんによる未来予測。
話題の中心はデジタルが人間の営みをこの10年でどのように変えるか。
 
僕のこの本への感想は、10年でそこまで行かんだろ!でした。
 
自動翻訳が発達してYouTubeもグローバルな競争にさらされる未来。
これについては、そういう部分もあるだろうしローカルなものはそれはそれで残っていくんじゃないのかなあと僕は思います。
日本人だからこそわかる冗談や文脈っていうのはなくならないのではないだろうか。
 
ただテレビや映画に関してはおっしゃる通りのことがかなり起きてますね。
ここ1 、2年でNetflixも日本でもかなり浸透したし、面白いなって思って観ていたドラマが原作が韓国でつくられたもののリメイクということがかなり増えました。
日本で制作されたドラマよりも、海外ドラマを観る習慣は確実に以前より増えているような気がします。
 
シェアが縮小していくと言う点においては当たっている意見かもしれません。
 
ただ、その理由が自動翻訳という点はどうかなという気がします。
現状の言語ではディープラーニングでネイティブレベルのスムーズな翻訳は無理じゃないかなという気がします。
人間による映画の翻訳も、日本人にわかる概念でかなりアレンジして意訳してますし、同じ芸当が現状技術の延長でできると思えないです。
 
可能性があるなら、新しい日本語が発明される事です。
機械翻訳と親和性の高い、外国人も、日本語ネイティブにも取得しやすい新しい日本語が発明されると良いなと思いました。
落合さんの本に書いてありました。

それであっても、コミュニケーションて、誰が言うかていうのが大事だから、同じ内容であっても、日本人がやった方が日本人に受けるみたいな事は残ってゆくのではないでしょうか。

現状のYouTuberがやっているのも海外でバズった内容を日本でアレンジしてだしている作業だったりするので、そういう仕事はそんなに言うほどなくならないかなと思います。

翻訳だけがその鍵ではない気がします。

 
アマゾンは不動産に進出するのは未来予測と言うよりは、あったらいいなを感じました。
不動産が簡単にネット上で売り買いできるようになると、マイホームを建てるとか不動産を所有すると言うことの意味が今よりももっと変わってくるかもしれません。
マイホームに今以上のリセールバリューがつくようになる。
なんなら、売る際のスペック比較になるような建築基準規格みたいなものを新たに作ってほしいです。
 
マイホームを建てる時に業者間の内容が、パラメーターが多すぎて1つ1つが割安なのか高いのかがさっぱりわからないのです。
 
今だと不動産は業者に売るとか、中間業者が入るのが一般的で、そのせいで、土地にだけ価格がついて建物については評価ゼロ状態ですけど、これが個人間取引がもっと簡単になれば建物にも値段がつくようになってくると思います。
 
同じようにヤフオクやメルカリは車やオートバイの個人間売買をもっと簡単にしてくれたらいいのになと思います。
いまそのあたりが難しいのは主に法律や制度絡みの部分ですよね。
 
そんなことも、マイナンバー制度が整備されたらもっと簡単になるのでしょうか。
 
バーチャルリアリティーのクオリティーがどんどん上がっていくとリアルの恋愛は淘汰されると言う予測はどれぐらいの未来かわからないですけけれど、ある程度は当たってくると思います。
 
ただ、現状、LINEのAI女子高生りんなちゃんだったり、Amazon Alexaが何年たっても、たった3分ですら楽しいおしゃべりが難しい現状をみると、AI技術が人コミュニケーションを代替してゆくというのは、あと10年では難しいと思います。
 
ただ、本当に機械が30分でも楽しいお喋りをできるようになのであれば、岡田さんが仰るような世界はあり得るでしょうね。
 
恋愛は全員がハッピーなゲームではなく、上位何割かが総取りするような構造はなかなか変わりそうにないです。
 
そんな、しんどい無理ゲーと向き合うよりは、バーチャルの世界でもっと心地よいコミュニケーションが楽しめるならみんなそっちに行くよねと思います。
 
そうなると家族の在り方も変わりそうです。
親子愛もなくなりそう。
 
これは消滅世界と言う小説で描かれています。
AIで政治決定がされていく世の中におそらくなっていくでしょう。
ただ、人間は最後に決断する時は必ず感情をベースにします。
コンピューターが最適と判断した政治決定を上手に民衆に伝える政治家の役割が重要になってくるでしょう。
そうなると政治家はこれからはキャラで選ばれると言う指摘は当たってるんじゃないか思いながら読んでいました。
 
近年、ポピュリズム政治家が選ばれてきているのを観るとそう思います。
 
末章はやっぱり岡田さんのサロンへの勧誘でしたね(笑)
これは毎度のお約束。
 
これは批判ではないですけど、サロンてもはや現在の宗教ですよね。
それでQOL上がっている人もいるのだから悪い事ではないですね。
 

読書は読むから聴く時代ですよ!

本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。

超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。

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この方法もいいですし、Audioブックもプロ俳優さんの読み上げでなかなかいいですよ。

 

そして、サブスクで本が読める読書好きなら絶対お得なKindle Unlimitedも是非利用してみて下さい。

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最近人によっては20冊まで借りることができるみたいです。

僕もアップデートで20冊借りれるようになってました。

凄く使いやすくなった。

 

 

 

 

【読書メモ】社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった 香取 貴信

社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった 香取 貴信

社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった 香取 貴信



クラブハウスで、いきあたりばっちりという名前のルームにお邪魔させて頂きました。

そのルーム主催の香取 貴信さんが書かれた本です。

元ヤンキーの少年が、アルバイトで始めたディズニーランドで、接客業の、社会人の大切な事を学んでゆく気づきを記録した本。

 

読み物として、なるほど、流石ディズニーランドと思えるような素晴らしいエピソード満載でしたが、香取さんが働いていたのは東京ディズニーランド黎明期だったはず。

 

この本に出てくるような質の高いマネージャークラスの人材をオリエンタルランドはどうやって揃えたんだろうかと疑問に思った。

 

下手したら、本家のアメリカディズニーランドよりもサービスの志高かったりするんじゃないでしょうか。

 

読んでて、ゲストにはいろんな背景があって楽しみで訪れているんだな感じました。

僕自身も、そういう意識で人と接しないとなという刺激になりました。

 

末章にでてくる、女子高生の清掃員の話が印象的でした。

公衆トイレとか清掃のお仕事している人がこんな意識で働いているのであれば、なるべく負担かけないように、綺麗に使わないとなと改めて思いました。

 

読書は読むから聴く時代ですよ!

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