めちゃくちゃ面白かった。
倒産寸前のメガネチェーン、オンデーズを再生させる物語。
社長が自ら執筆。実話を下敷きにエンターテイメント作品に仕上げた。
結構長い小説ですが、テンポよい文章でするする読めちゃう。
やっぱりビジネスって人なんですね。
AIがどんなに発達してもここは変わらないんだな。
経済というのは感情をもった人間が動かしているんだという事をこの本を読んで強く感じた。
そしてポジティブな人には信じられない神風が吹くんですね。
本書自体も、田中社長が、オンデーズを皆様に知ってもらう戦略の一環で著作したというのだから驚く。
同時に、小説を書いてみたかったという個人的な思いと、これで会社の知名度とイメージアップを図る戦略も兼ねているというから恐れ入る。
まだ、目見えるけど、最近段々悪くはなってきている。
老眼になっていよいよとなったら、一度オンデーズに足を運んでみたい気分になっているから、田中社長の作戦大成功ですね。
池井戸潤のビジネス小説を読んだような爽快な読了感。
こちらもKindle Unlimited で読めます。
おススメ!