面白かった。
フィクションの物語だけれど、戸籍法の説明とか、そういうものは本物の説明だし、実際の事例の要素を取り入れながら物語を紡いでいる。
橘さんはこういう娯楽小説も書けるんですね。
描写的なものがクドクないのがいい。
するする読めて、後半は王道サスペンスみたいな展開になり楽しませる。
でも、後半の登場人物は登場させては観たものの、もうそろそろ物語終わるか。ページもなくなってきたしと、雑に放置されている感じがした。
そして、ひと昔前の韓流ドラマのようなラストシーンもベタですね。
そうであっても、設定なんかは本物だから結構読ませる。
昔の職場のお客さんの話で、バンコク駐在はいいぞー、中国駐在はいいぞーって、あんな話やこんな話を聞かされたので、スケベ心を胸に海を渡った男達の多くの末路も描かれていて、こういう人いっぱいいるんだろうなと。
オジサンの橘さんが19歳のマリの描写は結構細かく書いているので、身近にモデルになる女性がいるのかなと思った。
娯楽小説らしい、娯楽小説です。
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そして、読書は読むから聴く時代ですよ！
こちらの記事も是非ご覧下さい。
この方法もいいですし、Audioブックもプロ俳優さんの読み上げでなかなかいいですよ。
この小説はaudible版も出ているようです。
Kindle Unlimitedまたセールやってますね。
