この本も、ポリコレ的にそれはいっちゃいかんよねという身も蓋もない話が沢山書いてある。
しかし、ポリコレ的に間違いでも、エビデンスのある沢山の論文は科学的にはそれは間違ってはないという事実を突きつける。
色々面白い箇所はあったけど、膝を打ったのは「男女の友情は成立するのか!」のテーマ。
個人的には、どうだろ、成立する気もするし、しない気もするしと結論できていなかった。
本書の解答は、「男性側に、友人女性より魅力に感じるパートナーがいる場合のみ成り立つ!」
なるほど。
パートナーでなくても片思いでもいいのかも。
勿論、本書の最初で断りがありましたけど、男性も、極端に男性らしい人、女性っぽい男性、女性も極端に女性らしい人、男性っぽい女性と個性があるんですけど、共にその分布はベルカーブと言って正規分布を書いており、そこそこ男性っぽい男性と、そこそこ女性っぽい女性が一番多い。
正規分布の一番ボリュームのある所の人達をピックアップして、男は、女はと論じています。
なので、女性っぽい男性と女性の友情は成立するかも知れないですけどレアケースとして排除して語られています。
他に、女性がBLにはまる理由や、男や女の浮気の話など、なるほどそれはうまく説明できているよねと納得するところが多い。
【本書の内容より】
●「美女はいじわる」は本当だった!?
●男は52秒にいちど性的なことを考える
●女は純愛、男は乱婚?
●女の8割は「感情的な浮気」に傷つく
●男のテストステロン・レベルは女の100倍
●女は合理的にリスクをとる
●父親の10人に1人は知らずに他人の子を育てている
●女は身体が感じても脳は感じない
●男は「競争する性」、女は「選択する性」
勿論男女の権利は平等ですけど、それぞれ異なる特性をもって進化してきているので、そのハードのデザインを理解するのは、生きてゆく上で役立つ事が多いと思う。
楽しい読み物としてもおススメです!
こちらはKindle Unlimitedではありません。
Alexaアプリの読み上げ機能には対応してます。
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