必読の書!
からあげさんの記事で紹介されていて興味のあるテーマだったので買いました。
新コロナ世界的感染の中、なぜ台湾は抑え込みに成功したのか。
超簡単に言ってしまえば
追跡、検査、隔離 を確実にやっただけ!
それを確実にこなせたのはこちらも簡単に言ってしまうとIT技術だと言える。
主に追跡の部分で。
国民にIDが割り振りされていて、移動情報や接触情報を丁寧に追跡できたから効果的にかつ限定的に検査、隔離まで持って行けた。
言葉にすると超単純な話なんですけど、技術やツールやIDさえあればほかの国でも同じことができるのかというと、そう簡単ではない。
なぜ台湾が、それらのツールを正しく運用できたか、それを運用できるにあたってどんな組織を作ってきたのか。
一番の要因は中国と戦争するという可能性をリアルに考えた組織づくりになっている事、そして国民が有事の時は団結するという意識を持っている所だと思う。
一言で言うと危機意識。
日本は、政府は信頼せず常に疑ってかかるべき存在っていう教育がされているので、プライバシーを明け渡したコロナ対策というのは難しいのかもしれない。
(Android、iPhone、Twitter、LINE、Facebookにプライバシーを明け渡すのは抵抗がないのに、、、)
多分、クラスターつぶし対策という日本型モデルも、COCOAみたいなITツールをうまく活用できていたら封じ込めに成功できたのではないかと思う。
コロナ対策に限らず、国防、防疫、政治組織、情報戦、オープンカンファレンス、オープンデーター、CIVICTECH。日本は台湾から学んだ方が良いことが沢山あると感じさせられました。
アフターコロナの世界で、なにを選択してゆくべきかのヒントにもなり得ると思います。
とても刺激的な本でした。
是非お勧めします!
こちら本の目次です。
読書は読むから聴く時代ですよ!
本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。
超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。
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