想っても、想っても、想われない、片思いの小説。
どっちの立場にせよ、経験があったり現在進行中の人にはブッ刺さる文章なのではないだろうか。
男と女、どちらの場合もあるけれど、惚れた方が負けよってのは時にある。
マウントとれて、意のままに相手を自由に出来てしまうと、どこまでも残酷に試して搾取してしまう状況。
同じ瞬間、同じ熱量で想いあえたら本当に幸せ。
恋愛に限らないけど対等でないとうまく関係できない。
ラストシーンはこのタイトルにかかっている。
だって、好きなんだもん。これに尽きる。
ただ好きでずっとそばに居たいだけなんだ。
本当に胸がギュッとなる。
その感情には愛ってラベルを貼れるのか、恋なのかはたまた執着か。
私を捉えて離さないものは、たぶん恋ではない。きっと愛でもないのだろう。私の抱えている執着の正体が、いったいなんなのかわからない。けれどそんなことは、もうとっくにどうでもよくなっている。
こういう想いを形にして作品にすればそれはアートになるし、分析して本にするとサイエンスになるのでしょうね。
こういう恋愛は経験としては良いけれど、経験で終わって欲しいですね。
一生まとわりつく執着になったら人生が勿体ない、、、
テルちゃんには幸せになってもらいたい。
映画版もあるんですね。
岸井ゆきの誰?でもどっかでみた。と思ったら、まんぷくの娘役ね。
あー、、なんか山田テル役あってるね。
成田凌くんはイケメンすぎるけどなー、あんまり小説みたいなブ男でも観客は惹きつけられないだろうし。
線が細い感じなのは合ってるのか。
観てみたい。
読書は読むから聴く時代ですよ!
本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。
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