リチャード 読書好き好き!

ブロガーリチャードの読書記録です。

【読書メモ】大人になってからの人間関係 キーラ・アサトリアン

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 人に囲まれているのに孤独を感じるという悩みは少なくないらしい。

アメリカのアンケートだと、悩みなどを相談する相手が一人もいないという人は25%にも上る。

SNSで繋がりやすくなって新しいタイプの孤独が発生している。

 

3年前くらい僕も、酷い孤独感に襲われた。

結局環境の方が変化してくれて孤独は解消されたけど、表面的にはつながりやすかったり、自分以外の人たちが楽しく繋がれているのを可視化しやすい世の中だから、著者の言うような新しい孤独が生まれているというのは実感がある。

 

印象的だったのは以下。

  • SNS、リモートワーク、テクノロジーが孤独感を生んでいる。
  • アドバイスは人間関係を壊す。していいアドバイスはプロフェッショナルや識者として相手から意見を求められたときだけ。
  • 職場の人間とは親密になった方が人生豊かになる。
  • シンプルに人を理解することと親身になる事を実践すればいい。
  • 先ずは自分と親しくならなければならない。自分ぐらいは自分を肯定してあげて仲良くしてあげよう。それができないと人とも仲良くできない。
  • 質問力を磨く。良い質問は相手を想像する力と親密になりたいという気持ち。
  • 質問するときに Why は使わない。Whichを使う。

本の骨子は冒頭に書いてあって

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自分に刺さるのはアドバイスをしないと質問にWhyを使わない。

これで結構人間関係壊したなという想いがある。

特にクソバイスは麻薬性があって、やめたいけれどなかなか辞めれない。

気が付けば人にクソバイス送っていたりする。

アドバイスというのは縦の関係を意識させるコミュニケーションですよね。

 

女性は共感を意識した会話をし、男性は自分がより優れている事をアピールする会話をすると一般的に言われています。

 

でも、水平コミュニケーションの達人の女性も、本当はそこも水平コミュニケーションとらなきゃいけない場面で垂直コミュニケーションしてしまう事がある。

 

そう、子育て!

 

僕は普段から、奥様に聞いて欲しいだけなのに、、、あんたのアドバイスなんて要らんわ!全然わかってないと、めちゃ怒られている。

 

先日、子供がボソッと悩みをうかがわせるような事を呟いた。

そしたら、あなたはこういう所があるから、そうなるの、直しなさい、そんなことよりこうしたらどうなの?と矢継ぎ早にクソバイス送って子供が涙目になって部屋

に引きこもってしまった。

 

女の人も、水平性を意識できないと、全然聞いてあげられないという現場を目にした。

 

それを観たら、ついクソバイス送ってしまう自分も少し肯定できましたw

難しい事なんですよねそれって。

俺は役に立っている、有能だって気持ちよくなれるし。

 

本当、気を付けたい。

もしも僕がまたクソバイスしていたら、お前また始まってるよと諫めて欲しい。

 

親しくなれる良い質問というのも意識できるようになりたいですね。

友達は居なくても生きては行けますけど、いた方がやっぱり幸福度はあがります。

 

 

読書は読むから聴く時代ですよ!

本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。

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