人類学のフィールドワークを通して、カミを考える本。
タイやラオスの少数民族の家に住み込んだりして、そこの地で信仰されているカミを学ぶ。
それらを通して、我々日本文化と対比させながら、我々のカミという概念についても見つめなおし。
面白いなとおもったところは、現代の科学が真ん中に来てしまった世の中のリアルと、カミが中心であったころのリアルは全く違うという事。
神の怒りに触れたら自然災害は発生する。
祖先の霊を怒らすと病気になる。
火で肉を清めないと死がやってくる。
単純に現代人が進化したというよりも、全く違う常識で生きているというのが読んでて感じられた。
このあたりの本の話と通じるかも知れない。
また、国は違っても同じ稲作を行っていると、日本と共通する信仰の考え方、水を聖なるものと扱ったり文化的なものが似てくる。
全体的に文章的には平易ではないので、なかなか入ってこないけど、面白かったです。
しかし、clubhouse 始めてから全然読書が出来ていない、、、
時間は有限だ。
読書は読むから聴く時代ですよ!
本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。
超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。
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