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【読書メモ】2025年 人は「買い物」をしなくなる 望月智之

 

2025年 人は「買い物」をしなくなる 望月智之

2025年 人は「買い物」をしなくなる 望月智之

前半は買い物の歴史。

個人商店からデパート、デパートからスーパーマーケット、スーパーマーケットからネットショッピング。

これまでメーカーは、小売店の棚を奪い合ってきた。

ところがスマホ時代になって商品棚は手元に来た。

これにより買い物にでかけるという行動がなくなってきている。

実店舗の機能も物をうる場所から体験を売る場所に変わってきている。

その他、あらゆるものがサブスクで提供されるようになってきてる。

所有するという事がどんどんなくなる。

メルカリも広い意味で所有の概念をなくすサービス。

お出かけ用にドレスを買って1回着たらメルカリで売る。

その行為は購入というよりはレンタルに近い。

購入価格 - メルカリで販売した価格 = 利用料金。

後半は買い物の未来予測。

スマホやアレクサが会話をすべてデーター蓄積し、スマートウォッチが健康状態を管理する。

データーから必要なものをAIが先回りして商品を自動で届ける仕組みがもう間もなく出てくる。

もう一つはライブコマース。

NETFLIXを観て、俳優たちが身につけるものがその場で買えたり、Instagramのライブでカリスマ店員が紹介する商品を画面からすぐぽちれたりする。

 

タイトルは買い物をしなくなるとあるが、これは既存のスタイルの買い物をしなくなるの意味。

形を変えて新しいスタイルの買い物が増えてゆくでしょうという未来予測の文章です。

 

サブスクが凄く台頭してくると価値観てガラッと変わるでしょうね。

生活の為の消費の時代から移行して豊かになって必需品は満たされてくると自己表現の為の消費が消費の主役だったわけです。

どんな服を着てどんな車にのってどんな家に住むのかが自己表現だった。

 

これが、サブスクでサブスクの服、車、家、なんてものが出てくるとどういう価値観の変化が生まれるんでしょうね。

 

クラブハウスでBEAMSの設楽さんがスピーカーで上がってらしたとき、衣食住生活そのものをBEAMSがプロデュースしてサブスクで20万円で販売するみたいな企画が語られてました。

 

そういうものが主流になると本当に買い物するって時代が終了するかも知れませんね。

 

 

読書は読むから聴く時代ですよ!

本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。

超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。

books.richardh.work

この方法もいいですし、Audioブックもプロ俳優さんの読み上げでなかなかいいですよ。

 

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 Kindle Unlimitedはいいサービスですよ。