カラテカ矢部さんの話題作。
画まで矢部さんが出かけているとは知らずに読んでいた。
ちびまる子ちゃんみたいなほのぼのタッチ。
裕福な生まれと育ちの大家さんとの交流を描く。
令和においてこのような距離感の人付き合いって近すぎて鬱陶しいと感じがちだが、矢部さんにもおそらくそんな思いもあっただろうがそこも含めて楽しんでいる様はとても読んでいて心地が良い。
僕も若い頃にアパートの向かいの一軒家のおばさんに挨拶をしてもらったり、おやつ分けてもらったりお世話になったりした。
にも関わらず、急遽転勤になりろくに挨拶しないまま引っ越してしまったことを思い出した。
どうしてるだろうか、もう亡くなっているかもしれない。
薄情であった!
基本的には僕はあまりこういう人情話は好きじゃなく、昔はこういう人情があったよねって話は好きじゃないのだけど、この本は嫌味なく入ってきた。
こういう近い心の交流て懐深くないとなかなかできない。
面倒は面倒だけど、面倒も引き受けて楽しむよってなると、良い人生がおくれるのかも知れない。
矢部さんもこれをネタにしようという気持ちもゼロではなかったかも知れないが、それでも大家さんも矢部さんも喜んだんだから、ピュアじゃなくったっていいのだと思う。
今回Kindle Unlimtedで読めたけど、今はUnlimitedではないみたい。
読書は読むから聴く時代ですよ!
本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。
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この方法もいいですし、Audioブックもプロ俳優さんの読み上げでなかなかいいですよ。
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