てんちむさんの事を初めて知ったのは、Twitterタイムラインに流れてきたUberEatsはじめました!の画像です。
今は消えちゃってるんかな?検索しても出てこない。
てんちむさんが、ウバック背負っている画像。
へー!こんなかわいい子が配達員初めてTwitterで発信したら人気出るんだろうなと思って観てたらリプ欄覗いたらどうやら有名YouTuberらしい。
そこでググってどんな人なのか知りました。
なんかその時みたリプ欄の地獄のような罵詈雑言が印象的だったんです。
どうせそのバッグは男のだろうから始りパーソナリティーを攻撃する内容まで。
そんなてんちむさんの本書。
どんなメンタリティーで日々仕事し生活しているのかを本人がつづる内容。
時々関係者のインタビュー。
生い立ちなんかも少し触れてある。
読みながら、昨日読んだ岡田さんの4分類のどれに当たるんだろうって思いながら読み進めていました。
お父さんの死に対する後悔の部分は理想型っぽい悩み方だなと思いつつも、理想型じゃ説明つかない部分も。
Win-WInて言葉が好きだったり、気遣いだったり、バッシングでの心の折れ方が注目型にも見えるけど、目標立てて進んだり、他の彼女に勝ちたいみたいな気持ちは司令型にも見える。
法則型ではなさそうですね。
岡田さん流に当てはめると、注目型に中心を置いていて、メンタルの調子がいい時は、注目型の優位の司令型の気質が出てきて、メンタルの調子が悪いと劣位の理想型によるって見立てになりそうですね。
そうか!書いてて思ったけど、この4分類マトリックスってメンタルハイの時とローの時では真逆の型になるのか。
そう思うと、この振れ幅が大きい人程対角の価値で自己批判したりするから生きてて苦しいのかもしれないなと。
てんちむさんは、振れ幅が大きい人なのかも知れないなと書きながら気づきました。
←逆に言えばこのマトリックスってのも結構いい加減なものなのかも知れない。
メンタルハイ時に司令型気質をバリバリやれると、凹んだときの理想型の自分が余計とうじうじしているように感じるのかも知れない。
この本は常識に捉われないてんちむさんの良さが出ている。
仕事や恋愛に悩んでいる人は救われれる言葉もあるかも知れない。
結婚観に関しては、「結婚したいけど彼氏の収入がない。」「稼いでる他の人に移行したい。」というお言葉に対して、自分が好きになった男育てればよくね?と答えている。
仕事に関しても、夢なんかない。好きな事をして生きるんじゃなくて、嫌いな事をしないで生きる。
素直な人程伸びるし、残念な結果に終わる人ほど無駄なプライドが高い人が多いと現場叩き上げ人間らしい言葉を残している。
こういう自分の言葉を持っている人って素敵ですね。
かっこいい。
子供時代からてんかりんと橋本甜歌のギャップに苦しんで、周囲の評価にさらされて、そしてネット時代は消費者の声がダイレクトに飛んでくるので、有名人てこうやって心荒れている人多いのかもなと。
芦田愛菜ちゃんとかも心配になるよね。
この本は、デザイン上音声自動読み上げができないので、もう読むのやめようかなと思っていた。
この度入院にて、ゆっくり読む読書ができる時間ができたので読んで観ました。
なかなか響く言葉もあったので、弱っている人なんかにおススメの一冊です。
てんちむさんのヤンキー、ギャル時代を綴ったこちらの本と、てんちむさんのお母さんが書いた本も気になりますね。