リチャード 読書好き好き!

ブロガーリチャードの読書記録です。

【読書メモ】創造的脱力 若新雄純

創造的脱力 若新雄純




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YouTubeで知った若新雄純さん。
思春期ビジバ学園はほんとに良い番組です。
すごく刺激になります。
いつもいちいちはっとさせられるような良いことを言うので、本を読んでみたいなと思っていたら、Kindleアンリミテッドにありました。
 
若新さんは、これまでの昭和から平成にかけて頑張ろう。頑張れば成し遂げられるみたいなマッチョな成長物語を否定するわけではないけれど、みんながみんなそれじゃなくてもいいんじゃないと言うことを提唱している。
 
本書は、若新さんが手がけてきた若新ワークの紹介を通して、超多様性社会をどのように過ごしたら楽しめるかみたいなことが伝わる内容になっている。
 
福井県鯖江市の市役所に作られたJK課。
政治、役所業務に全くの素人の女子高生をポストとしてアサインすることによって、鯖江市、市役所に新しい血液が流れていく様が鮮やかに描かれていた。
すごく面白いなと思ったのは、会議をしよう。課題はなんですか?じゃあその課題を解決するにはどんなアイディアが要りますかみたいな構えた会議では、本当の課題や解決のアイディアなんて出てこないのだという考え方。
お菓子を食べながらみんなで雑談してるときにそういえばあれいけてないよね、あれ何とかなんないのかな?そんな感じで飛び出した課題が時に本当の課題であったりする。
ビジネスと言うのは、課題を見つけて、それを解決するための手段お客さん的に洗い出して、課題解決と言う目標を立てて、それに向かってみんなで歩いて行くのが常識だと思っていたけれども、目標を持たない。
そもそも解決しようとしないで、今よりちょっとでも良くなったらいいじゃん位の心構えが楽しい運営力になるみたいな考え方にすごく感銘を受けました。
 
第3章の全員ニートが、役員の株式会社の話も面白かった。
ニートにも、いろんな個性の人がいて、それでも、たくさんのニートが集まると、それなりに利益が出てしまったと言う話。
もちろん課題もいっぱい出たし、トラブルもたくさんあったし、失敗することもあったけど、ニートと言う社会問題をちょっとでも爪痕や穴を開けたりするのに役に立ったのかもしれない。
ここでも、ニート問題を解決しようと言う姿勢では望んでいない。
平成までは結果を出そう解決しようみたいなことに価値が置かれ、結果が出ないことをやってもしょうがないじゃんみたいな空気があったが、それでは誰も挑戦しようと思わないやろうと思わない。
いい風になるかもしれないし、悪い風になるかもしれないが、今とは違った空気が流れるのじゃないかと言う視点で物事を進めると言う考え方はすごく勉強になった。
 
ほんとにいいことが書いてあるのでお勧めです。
 
風の時代に読んでおきたい1冊です。
 

読書は読むから聴く時代ですよ!

本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。

超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。

books.richardh.work

この方法もいいですし、Audioブックもプロ俳優さんの読み上げでなかなかいいですよ。

 

そして、サブスクで本が読める読書好きなら絶対お得なKindle Unlimitedも是非利用してみて下さい。

 Kindle Unlimitedはいいサービスですよ。

最近人によっては20冊まで借りることができるみたいです。

僕もアップデートで20冊借りれるようになってました。

凄く使いやすくなった。

 

 

 

 

 

【読書メモ】家康、江戸を建てる 門井慶喜

家康、江戸を建てる 門井慶喜



 岡田斗司夫さんのYouTubeで紹介されていた本。
街づくりに不利だった湿地帯の武蔵の国を、京に負けない街へ都市開発してゆくプロジェクト小説。
史実を元に再現ドラマ仕立てで書かれているのでテンポが良い。
 
家康と各事業に従事した家臣たちをそれぞれ主人公として5話オムニバス仕立て。
どのエピソードも凄く面白かったが、家康が造らせた慶長小判誕生のエピソードが特に面白かった。橋本庄三郎、後の後藤庄三郎が物語の主人公。
一職人だった庄三郎が小判鋳造のプロジェクトリーダーを任される。
当時は大判が主流で小判は存在しなかった。
日々の生活のお金は、明銭などの外国銭で行われており、大判は報奨金など大きな財産のやり取りをするものだった。
十両の大判の10分の1の価値の一両小判を作ることにより、日常遣いに適したものにして、貨幣の発行権を上方から江戸へ移転することを目的とした。
良貨は悪貨を駆逐するという言葉がある通り、家康は上方の大判よりも金の含有量を多くした質の高い小判の鋳造を命じた。
 
これにより徐々に上方に流通している大判から江戸で鋳造している小判に貨幣としての信頼と地位を奪う作戦。
秀吉に対する経済戦争の側面があった。
それまでは、貨幣の権威は頼りなく、重さを測って確かめてからモノやサービスと交換していた。
ところが、慶長小判の登場により、小判の信用が確固たるものになると、重さをはからなくても、小判の枚数を数えるだけで価値を交換できる現在と同じ計数貨幣の概念が生まれることになった。
信頼が生まれれば、取引はより低コスト、スピーディーになる。
こういった技術革新が江戸の経済の下支えしていたのは、この本を読んで初めて知ることとなった。
 
江戸城築城の話もとても面白かった。
小説仕立てで史実に着色はしているでしょうが、とてもテンポよく読めるし、池井戸潤の小説みたいな質の良いサクセスドラマを読んでいるような痛快なエンターテイメント性があり、とてもお勧めです。
戦記である大河ドラマ どうする家康では描かれない、都市開発プロジェクトとしての徳川家康。ぜひ読んでみてください!

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【読書メモ】DEATH シェリー・ケーガン

イエール大学の人気講義となっている死についての講義。
人間の手はどうなったら死なのかすごく考えさせられた。
例えば、人間の寿命が500年位になったとして、100年前の自分と今の自分は同じ人間と言えるのだろうか。
物理的な細胞レベルで言えば、とっくの昔に全て違う細胞になっているでしょうし、見た目や意識や考え方、人格まで、おそらくすっかり変わっているでしょう。
200年ぶり位に会った友達が自分のことを同じ人間として認識できるのか微妙である。
そう考えれば、人間は毎日寝るということで死んで起床すると言うことで、生まれ変わるといってもあながち間違ってはいない。
他にも、例えば認知症などになったときに、もう自分がどこの誰なのか分からなくなってしまった場合、それはその人が本当に生きているのかと言う問いかけがあった。
凄くおもしろい。
 
死んで、故人に会えなくなることと、友人や家族が長い旅に出て、もしかしたら二度と会うこともないような状況。
死と旅の間に大きな違いがあるのかと言う問いかけも面白かった。
本能的には、誰もが死ぬことを恐れるが本当に死ぬことのない体を手に入れた場合は、多くの人が不幸になるのではないだろうか。命に限りがあるから幸福を感じられるのかも。
その前に読んだ生きがいの創造とはまた別の立場に立つ本でした。
死んだら何も残らないと説に基づいてしゃべっています。
みんな死んだときのことを詳細には覚えておけないし、死後の世界からは戻れないので、死ぬまで本当の事は誰にもわからない。
その日がくるまで楽しみに待つしかない。
 
人生はずっと幸せで幸せを感じられるのかなど哲学的なテーマが多い。
その考えの独特さには魅力が光る。
 
KindleUnlimtedで読めるので是非手に取ってください。

 

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【読書メモ】生きがいの創造 飯田 史彦

生きがいの創造 飯田 史彦

 

長すぎて、怠すぎて、一度挫折した本です。
紙だとめちゃくちゃ厚いらしいです。
 
簡単にまとめると、魂は存在する。
死んだ後も家族とともに存在できる。
生まれ変わりはある。
 
本の半分くらいが、幼児の前世記憶の話や、退行催眠による前世の記憶の話、臨死体験の映像の話の実例です。
これらのエピソードが前世のや死後の世界の存在の説得性が弱い(笑)
とはいえ、僕はそういう世界はあるのかもなとうっすら思っています。
一番おもしろかったのが、レイモンド・ムーディー博士による死者との交流の話。
こちらで紹介された方法で、少なくない確率で死者と会話で来たんだとか。
勇気が涌いたらやってみたいです。
じいちゃん、ばあちゃんに会えるかな。
会えたら、それが脳が作り出した幻想であれなんであれ、霊や魂という存在をしんじると思う。
 
この本の素晴らしいところは、心の癒しになるならスピリチュアルを活用しようという所。
物質文明の否定や人にマウントを取るのにこのスピリチュアルを使うなら間違っているという姿勢です。
宗教に入ったらそれに近づけるという人なら宗教を信じたほうが良いとの事。
 
スピリチュアルをあんまり大声で語るとまともな人間に観られないから注意ですね。
 
死後の世界を信じて生きたほうが幸福感高いは同意。
ご先祖様に感謝して生きる事に害無いと思います。
僕も何年か前から神棚に挨拶してます。

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【読書メモ】左脳さん、右脳さん ネドじゅん

左脳さん、右脳さん ネドじゅん



実践的マインドフルネスの本。
これは為になった。
マインドフルネス≠呼吸法 と思っていました。
欧米ではマインドフルネス=呼吸法と解釈されがちらしいです。
でも、本質は、未来の不安や過去のトラウマに囚われず、今、この瞬間を生きるのが本質なのです。
 
それは、間違っていないのですが、その状態に持ってゆくためには、すぐ頭に浮かんでしまう心の声、主に左脳による思考を停めなければマインドフルネス状態になるのが難しいです。
そこで、思考を停めるのに有効なのが呼吸法ということです。
 
一周回ってやっぱり呼吸法なのだと認識が改まりました。
こちらに書いてある本はホントに為になり、これから半年呼吸法を続けて思考を停止させていきたいと思います。
今ちょっとやっただけでも、集中力の高まりを感じました。
マインドフルネスの実践入門書として是非手に取ってください。
マインドフルネスの考え方は武田双雲さんの丁寧道がおススメです。

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【読書メモ】セブン-イレブン物流研究 信田洋二

セブン-イレブン物流研究 信田洋二



セブンイレブンの物流の仕組み。
日本の小売業の変化の歴史でもある。
10年前の本なので、この10年で更に進化してそうではありますが。
 
セブンイレブンはなぜ全国展開していないのか?!
兵站と同じ考え方で、補給路が整備されていないところにはお店を出さない。
ドミナント戦略という方法で、地域で圧倒的ナンバーワンの勝利を目指す。
そのためにその地域に集中出店、広告の戦略の集中で効率化を図る。
 
もっとも大きなメリットは物流。
店舗ネットワークが密になると各店への配送も効率的になる。
 
もともと、日本の小売り物流は、代理店の営業マンがそれぞれ単位ロットでお店へ商品を運んでいた。
これだと、在庫をバックヤードに抱えなければならない。
納品のタイミングも営業マンの都合によるので、お客が欲しいタイミングではないなどの問題があった。
 
これの解決に、物流センターに納品させて、物流センターから共同便で配送する方法が磨かれていった。
当初はメーカーからも、他者の商品と混載することは品質が担保できないなどの反対もあったけど、効率化する、売れる、もっと買うのサイクルで段々根付くようになった。
 
こういう事の積み重ねで、東日本大震災のあとも、いち早く商品の販売ができるようになった。
 
凄いですね。
セブン-イレブンと言えばPOSシステムの画期性ぐらいしかイメージがありませんでしたが、こんな物流革命を起こしていたとは。
 
そんなことが勉強できる本でした。

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【読書メモ】英仏独三国志 関 眞興

英仏独三国志
ヨーロッパ地方の歴史を、イギリス、フランス、ドイツを軸に大まかな歴史の流れを語る本。
この3国は激しく対立し、その対立は2回の世界大戦で頂点を迎える。
こんなに仲が悪い国たちも、20世紀はその三国を凌駕する巨大新興国アメリカ、ソビエトの誕生により結束を余儀なくされる。
 
仲が悪くても共通の敵が現れると集団組織と言うのは一つにまとまることができるのだなと感想を持ちました。
 
本書は中世までの動きがとてもざっくりしてました。
(よくみたらヨーロッパ500年史と書いてありました)
世界史に詳しい人が読んだら新たな驚きとかは少なさそうだと思います。
モンゴル帝国を中心に描いた世界史の誕生の方が面白かったです。
中世になるまで、大陸はモンゴルが主役でそのためヨーロッパ史もパッとする内容ではないのかも知れません。
現代の文明は欧米の価値観を広く下敷きにしていますが、ヨーロッパ諸国が力を持ったのは中世以降なのだと改めて本書で確認しました。

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【読書メモ】挫折からのキャリア論 山口 真由

挫折からのキャリア論 山口 真由



挫折からのキャリア論。
 
法律家タレントの山口真由さん。
華やかに見える自分のキャリアも、実は違うんだ、嘘で塗り固めた虚構だったんだという告白の書。
 
それは、バリキャリ先輩女性達が、男社会の中で負けまいと、自らの弱さを見せないようにしてきたために、下の立場としては、私はあんな風に強くはなれないなと委縮したり、上のキャリア女性と繋がれなかった体験からそうしている。
もっと、先輩たちが積極的に失敗談を話すことによって、後輩も共感できて、輝く先輩もかつては自分と同じポンコツだったのだというストーリーは勇気を与えるのではないかと。
 
内容については本書に譲ります。
感想のみを。
本の趣旨としては上記のコンセプトなのですが、僕は別の視点を持って読んでいました。
先に読んだ加藤 諦三さんの本で、幼少期の愛されなかった欲求不満が大人になっても愛されたいと言う感情になって残り続ける事を学んだ。
特にこれは、両親の愛を独占していたところから突然現れた弟、妹により不安に陥った長子に起こりやすい。
 
山口さんにもこの長女病を感じてしまった。
褒められるために勉強して東大をでて、華を意識して入った官僚や法律事務所。
彼氏との関係にも随所に自らの「価値」に固執する山口さんが観られた。
価値のある自分にのみ価値があり、価値がない自分には価値がない。
それは強迫観念。
ママに褒められる価値がある子になることで、褒めてもらったり、愛情をかけてもらおうという事を大人になっても、友人、恋人、同僚、上司、配偶者に対して、母を代わりにそうしてしまう。
この苦しみにおぼれたままの山口さんのままで本書は終わっていた。
これが、ジェーン・スーさんの本になると、友人の言葉がきっかけに、そんな長女病の自分に気づく。
自分は愛される存在から、愛す側の大人になったんだという自覚が大切で、愛すのは他人ではなく自分である必要がある。
たまたま偶然だが、4冊続けて、自己肯定感、自己受容を意識させられる本を読むこととなって勉強になった。
 
山口さんのように、才能があって、美人で聡明でも、こういう満たされない想いを抱えてしまうのだから、自分を愛する力は大切だなと思いました。

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【読書メモ】貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 ジェーン・スー

貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 ジェーン・スー

 

 

エッセイストのジェーン・スーさんの本。
友達に勧められて読んだ。
凄い言葉の表現が凄いいいセンス。
笑ってしまうwww笑わずには読めない。
 
本書を読むまで存在を知らない方でした。
40歳になったスーさんが至らぬと感じる自分をとの付き合い方を、おもしろおかしく自虐も含めて書いている。
 
この本は構成が結構秀逸。
前半は、スーさんがいかに自意識を肥大して肩ひじ張って生きて来たか。
男に悔しい思いをさせられた、悔しい、怒った!みたいな感じ。
よく、ある、中年女性、自分はこんなにつらい思いをしたので、若い後輩たちの為にも、男どもや大人や社会に物申す系の空気を出しているのが、後半になると、そんな自分を俯瞰するトーンになってくる。
その怒りの源泉は劣等感、コンプレックスだ!
私は私の事が好きじゃなかったんだみたいな気づきに至る。
それは、幼少期に愛されたとは感じれていなかったからだと。
お母さんが死んでしまい、家族がお父さんだけになってしまった。
お父さんはザ・昭和のお父さん。
仕事、趣味 >>>> 家族 な人間だった。
これまでお母さんがいたからお父さんと付き合えたが、お母さんがいなくなったことで、ゼロからお父さんと、お父さんからみたら娘と関係を構築する必要があった。
腹をたて、摩擦して、距離を覚えて言って、父親を好きになれなかった気持ちが少しずつ変わっていった様を書いている。
お母さんは、お父さんの後に逝って欲しかったが、この課題を与えてもらった事には素直に感謝して、この点は良かったなと素直に振り返っている。
あとがきにも、コンプレックスから憤って生きてきたが、そのせいで損したことにも気が付いた。
40代になってからは他でもない自分が自分を愛してゆこうという事が書かれている。
この本は2016年の出版なので、今スーさんは今年で50歳。
50歳になったらまた違う視点が生まれているだろか。
また機会あればスーさんの最新本読んでみたい。
低い自己肯定感、コンプレックスの認識、自己受容という視点で読むと腹落ち膝打ちしながら読める。
おススメです。
合わせて以下の参考図書もセットで読まれるとより楽しめます。

読書は読むから聴く時代ですよ!

本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。

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【読書メモ】弓と禅 オイゲン・ヘリゲル

弓と禅 オイゲン・ヘリゲル



凄く有名な名著らしい。
スティーブ・ジョブズの本棚にもあったとか。
神学を学んだオイゲン・ヘリゲルさんは、悟りの境地みたいな感覚を得れず挫折したところ、日本人留学生から禅の存在を知らせれる。
禅は悟りに近づけるのかもと興味を持っていたら、東北帝国大学客員教授として弁をとってもらえないかと運命のお誘いが舞い込む。
日本へやってきたヘリゲルさんが始めた弓道と師、阿波研造との出会い、禅への布石と始めた弓道が結果禅への理解へ繋がっていった。
身体を通して体験した禅の世界をヨーロッパ世界の人へ伝える為に書いた本書。
こちらは新訳版です。現代人に読みやすく訳がやり直されています。
そのほかに、武道とは、道とは、禅とはを、訳者による背景知識説明も、オイゲン・ヘリゲルさんの考えの参考に役立つ造りになっている。
兎に角話として滅茶苦茶面白い。
読み終えて、本要約YouTuberのアバタローさんの動画が、めちゃくちゃわかりやすくかつ、内容の殆どを上手にまとめているのがわかったので、本を読む時間がない人はYouTubeみて下さい。
僕はめちゃくちゃ面白かったです。

「射 に 失敗 し ても、 その こと に 腹 を 立て ない よう に す べき こと は、 前 から 御存じ の こと です。 射 が うまく 行っ ても 喜ば ない こと を 付け加え なさい。 快・不快 の 間 を 行き来 する こと から 離れ なけれ ば なり ませ ん。 ゆったり と し た 平静 さで、 まるで あなた では なく、 他 の 人 が よい 射 を 射 た かの よう に、 超然 と し て いる こと を 学ば なけれ ば なり ませ ん。 この ところ も 倦ま ず に 修練 し なけれ ば なり ませ ん。 ─ ─ これ が、 どんなに 重要 か 計り 知れ ませ ん」

オイゲン・ヘリゲル; 魚住 孝至. 新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想 (角川ソフィア文庫) (p.107). 株式会社KADOKAWA. Kindle 版. 

悪い射に腹を立ててもいけないし、良い射に喜んでもいけない。
そういう結果を求める気持ちから解放されたときに、自分なりの良い射が出るようになるという。
この件はめちゃくちゃ面白かったです。
道における下準備や日常の心構え、今の言葉でいう所のマインドフルネスだなと思って読んでました。
この本を読んでから、呼吸法を練習しています。
呼吸で、精神鍛錬、コミュニケーション能力の向上が期待できるかなと思っている。

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