リチャード 読書好き好き!

ブロガーリチャードの読書記録です。

【読書メモ】DEATH シェリー・ケーガン

イエール大学の人気講義となっている死についての講義。
人間の手はどうなったら死なのかすごく考えさせられた。
例えば、人間の寿命が500年位になったとして、100年前の自分と今の自分は同じ人間と言えるのだろうか。
物理的な細胞レベルで言えば、とっくの昔に全て違う細胞になっているでしょうし、見た目や意識や考え方、人格まで、おそらくすっかり変わっているでしょう。
200年ぶり位に会った友達が自分のことを同じ人間として認識できるのか微妙である。
そう考えれば、人間は毎日寝るということで死んで起床すると言うことで、生まれ変わるといってもあながち間違ってはいない。
他にも、例えば認知症などになったときに、もう自分がどこの誰なのか分からなくなってしまった場合、それはその人が本当に生きているのかと言う問いかけがあった。
凄くおもしろい。
 
死んで、故人に会えなくなることと、友人や家族が長い旅に出て、もしかしたら二度と会うこともないような状況。
死と旅の間に大きな違いがあるのかと言う問いかけも面白かった。
本能的には、誰もが死ぬことを恐れるが本当に死ぬことのない体を手に入れた場合は、多くの人が不幸になるのではないだろうか。命に限りがあるから幸福を感じられるのかも。
その前に読んだ生きがいの創造とはまた別の立場に立つ本でした。
死んだら何も残らないと説に基づいてしゃべっています。
みんな死んだときのことを詳細には覚えておけないし、死後の世界からは戻れないので、死ぬまで本当の事は誰にもわからない。
その日がくるまで楽しみに待つしかない。
 
人生はずっと幸せで幸せを感じられるのかなど哲学的なテーマが多い。
その考えの独特さには魅力が光る。
 
KindleUnlimtedで読めるので是非手に取ってください。

 

読書は読むから聴く時代ですよ!

本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。

超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。

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