英仏独三国志
ヨーロッパ地方の歴史を、イギリス、フランス、ドイツを軸に大まかな歴史の流れを語る本。
この3国は激しく対立し、その対立は2回の世界大戦で頂点を迎える。
仲が悪くても共通の敵が現れると集団組織と言うのは一つにまとまることができるのだなと感想を持ちました。
本書は中世までの動きがとてもざっくりしてました。
(よくみたらヨーロッパ500年史と書いてありました)
世界史に詳しい人が読んだら新たな驚きとかは少なさそうだと思います。
中世になるまで、大陸はモンゴルが主役でそのためヨーロッパ史もパッとする内容ではないのかも知れません。
現代の文明は欧米の価値観を広く下敷きにしていますが、ヨーロッパ諸国が力を持ったのは中世以降なのだと改めて本書で確認しました。