セブンイレブンの物流の仕組み。
日本の小売業の変化の歴史でもある。
10年前の本なので、この10年で更に進化してそうではありますが。
セブンイレブンはなぜ全国展開していないのか?!
兵站と同じ考え方で、補給路が整備されていないところにはお店を出さない。
ドミナント戦略という方法で、地域で圧倒的ナンバーワンの勝利を目指す。
そのためにその地域に集中出店、広告の戦略の集中で効率化を図る。
もっとも大きなメリットは物流。
店舗ネットワークが密になると各店への配送も効率的になる。
もともと、日本の小売り物流は、代理店の営業マンがそれぞれ単位ロットでお店へ商品を運んでいた。
これだと、在庫をバックヤードに抱えなければならない。
納品のタイミングも営業マンの都合によるので、お客が欲しいタイミングではないなどの問題があった。
これの解決に、物流センターに納品させて、物流センターから共同便で配送する方法が磨かれていった。
当初はメーカーからも、他者の商品と混載することは品質が担保できないなどの反対もあったけど、効率化する、売れる、もっと買うのサイクルで段々根付くようになった。
こういう事の積み重ねで、東日本大震災のあとも、いち早く商品の販売ができるようになった。
凄いですね。
セブン-イレブンと言えばPOSシステムの画期性ぐらいしかイメージがありませんでしたが、こんな物流革命を起こしていたとは。
そんなことが勉強できる本でした。
読書は読むから聴く時代ですよ!
本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。
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僕もアップデートで20冊借りれるようになってました。
凄く使いやすくなった。