人工知能AIが普及してゆくのは本書が書かれた2017年の段階ですでに確定路線。
嫌だと抗っても、全員がAIを利用して仕事や生活を行ってゆく。
全体的には楽観論。
AIが導入されて人間の仕事は楽になる。
そして、楽になって人の仕事としては消えゆくものはあるが、必ずそれまでにない仕事が生まれてくるので問題ないというスタンス。
僕自身もそれは賛成なんですよね。
あまりディストピアみたいな未来は想像していない。
前半は各職種とAIとのかかわり方の未来予想。
営業職、製造業、技術系、事務管理系。
後半は、西野亮廣さんをはじめ、既に新しい働き方を実践している人たちから、AI時代の生き方のヒントを学ぶ。
オフィスオートメーション化の時代にも見られたけど、新しい技術が導入され始めたころは、まずそれを操作する人が慣れていない問題がある。
OA化時代も、コンピューターに頼ったからこんなミスをした、手で管理したほうがずっと速くて効率的とか書類一枚作製するのにこんなに金も時間もかかって冗談かみたいな事を言われていた。
でも、その時代から30年経った今、そんなこと言う人本当のおじいさんだけですよね。
やっぱり人は既存の物を手放したくないしやり方を変えたくないもの。
そういう現場の声を何とか説き伏せてどんどんAIを導入できるかどうかに日本の未来がかかっていそう。
こういう本が広く読まれ、AIは人間の敵ではないという啓蒙が必要でしょうね。
読書は読むから聴く時代ですよ!
本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。
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