前半は30年前に書かれた本だなという感じを強く受ける。
男はこう、女はこうみたいな書き方がある。
これは時代でしょうね。
男女の役割分担が今よりはっきり分かれていた。
あと、いまなら違う言葉で表現するだろうという表現があった。
神経症的性格=自己肯定感が低い人
自己実現をした人=自己肯定感が高い人
こう読み替えると読みやすい。
内容は、親子関係と性格の作られ方、今の言葉でいうと長女病のような性格について説明している。
親に愛されないと、自己肯定感を損ねやすい。
自己肯定感を損ねてしまうと、自分の「価値」に執着してしまう。
これは、ママに褒められたいという感情を大人になっても引きずってしまうから、恋人、配偶者、自分の子供、友達、社会人として、自分の価値を過剰に気にしてしまうのにつながってしまう。
だから、自分に価値を感じられないと、人からの愛も上手にうけとれない。
価値を感じにくくなると、人をおとしめて相対的な価値を作る人、人の要求に無限に応えて価値を作ろうとする人などができやすい。
どちらもその原因は、幼少期に愛されなかった事。
では、愛されなかったらもうその後の人生も不幸かというとそうではない。
自分の優しいお母さんに自分がなる。
利用しようとする人間との関わりを断つ。
自分はありのままで価値があるを受け入れてゆくという内容。
あなたにこういうところないですか?それは愛されなかったからですの説明が凄く上手な本でした。
自分の生きにくさはなんのか、理由がわかる事で癒される事もある。
おススメの一冊です。
こちらの本も大変参考になります。
生きづらさを感じている人は是非。
読書は読むから聴く時代ですよ!
本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。
超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。
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僕もアップデートで20冊借りれるようになってました。
凄く使いやすくなった。