二村さんと宮台さんが語る性愛の本。
この2人は上の2冊がおススメ。
本書はどちらかといえば宮台カラーが強い。
宮台さんはめちゃくちゃ頭がいいんだけど、僕には凄く読みにくく入ってこない。
読みにくいが内容はとても良かった。
よく、セックスは究極のコミュニケーションと言われるけど、それがどういうことなのかを理解しました。
相手の良いところを探り合うでは足りなくて「相手になりきる」状態が究極なんだと知りました。
例えばSMですが、S男にも2種類いる。
女をいたぶって征服感に快感を覚えるタイプ。
もう1つは、いたぶられている女に自分もシンクロして自分がいたぶりながらいたぶられているような感覚を覚えるタイプ。
前者はフェチ系のセックスといい、後者はフュージョン(融合)系のセックスとしていた。
自分の彼氏のタイプがどちらなのかは、事後のピロートークで「俺、どうだった?」と聞いてくるかどうかにある。
いかせよう、気持ち良くさせよう、あなたが一番と言われたいという承認欲求に目的があってセックスそのものの快感浸れていない。これをペニス幻想という言葉をあててるのが凄く面白かった。
フュージョンセックスに没頭てきた後によかったかどうかの質問なんて出ないのだ。
聞くまでもなくお互い良かったことが伝わるから。
セックスの時に相手の快感を自分に写すなんてこと意識したこともなかったから勉強になった。
そういうことが自然とできるようになるためにも、恋愛やセックスで自己肯定感をあげず、自己肯定感は自己受容によって上げる事を意識しないといけないと思った。
そんな素敵なセックスができるようになる時、相手と繋がれた感覚を覚えるのかもしれない。
性愛についての考え方がまた1つアップデートされた本でした。
読書は読むから聴く時代ですよ!
本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。
超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。
この方法もいいですし、Audioブックもプロ俳優さんの読み上げでなかなかいいですよ。
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Kindle Unlimitedはいいサービスですよ。
最近人によっては20冊まで借りることができるみたいです。
僕もアップデートで20冊借りれるようになってました。
凄く使いやすくなった。