中盤以降、具体的で実践的な内容が詳しく説明されており、この本の特に良かった点はアファメーションの効果について触れられていることです。
一方で、この本の残念な点は、シリコンバレーの偏りが目障りだと感じました。
日本は抑えめな印象ですが、シリコンバレーの人々は非常に自己肯定感が高い、という記述に少々説得力を感じず、マウント的な印象を受けました。
読んでる人の多くはシリコンバレーで働いたことはないので、なるほどねと感じる人は少ないのではないでしょうか。この部分によって、本を読む意欲が削がれる結果となりました。
一方で、この本の良い点は、本当の自己肯定感や自己効力感、そして自己有用感との違いがわかりやすく説明されていることです。
また、自己肯定感を高める方法として、アファメーションが提案されています。
僕はこの本を読む前から、YouTubeでアファメーションを聴いていますが、声に出しながら行うことでもっと効果があるのではないかと思いました。
アファメーションを改良しようかなというきっかけになりました。
一方、野口嘉則さんの本は、自己肯定感の説明として優れている一方、方法論の実践性に関してはこちらの本が優れていると感じます。
ぜひ、この本も読んでみてください。
※アファメーションについての解説
アファメーション(Affirmation)とは、肯定的なメッセージや文句を繰り返し使用することによって、心の内面や信念を変革するための心理的手法です。
アファメーションは、自己成長や自己肯定感の向上、ポジティブな心の状態を促進するために利用されます。個人は自分自身に積極的な影響を与えるためにアファメーションを実践します。
具体的な肯定的なフレーズ、「私は自信に満ちています」「成功する能力を持っています」「毎日が新たなチャンスです」といった表現を繰り返し心に認識させることがあります。
これによってネガティブな自己評価や自己否定的な信念を打破し、ポジティブな思考や態度を培うことが狙いです。アファメーションは、日常的なストレスやネガティブな思考に対抗する道具として利用されることがあります。
反復することで、自己イメージの向上、自信の強化、目標達成へのモチベーションアップ、心の安定感の向上などが期待されます。ただし、アファメーションがすべての人に効果的とは限りません。
個人の信念や状況によって効果が異なるため、自分に合ったアファメーションを探求する際には試行錯誤が必要です。
また、アファメーションだけで全ての問題を解決するわけではなく、継続的な努力や専門家の支援も必要な場合があります。
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