友達が面白いと言うので読んでいました。
素敵な男女の物語でした。
悲劇でも喜劇でもあると思うんです。
チャプリンが、人生は、クローズアップで見ると悲劇だが、ロングショットで見ると喜劇だという言葉を残しています。
この小説は、過去の悲劇や喜劇も、現在によって解釈が変わると言うのはテーマになっています。
2人は会った。その時から惹かれ合っていた。
2人がくっつくべきタイミングで、数々の運命のいたずらが2人を引き裂いてしまうが、最後の最後のラストシーンで、それらの周り道がすべて必然だったのだとふに落ちるような終わり。
運命のいたずらがなく、2人が一緒になっていたら、お互いに失ったものもあっただろう。
牧野と洋子がそれぞれお互いを失ったために、入れたものは2人にはあった。
そのことがお互いに痛いほどわかるので、あのラストなのだろう。
ラ・ラ・ランドのラストを見ているような気持ちになった。
寂しさを感じるハッピーエンド。
ハッピーサッドな終わりですね。
映画版は、牧野の役を福山雅治が演じている。
イメージぴったりですね。
映画も見てみたいと思いました。
読書は読むから聴く時代ですよ!
本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。
超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。
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Kindle Unlimitedはいいサービスですよ。
最近人によっては20冊まで借りることができるみたいです。
僕もアップデートで20冊借りれるようになってました。
凄く使いやすくなった。