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【読書メモ】姦の毒 森村誠一

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姦の毒 傑作短編集(二) (講談社文庫)

姦の毒 傑作短編集(二) (講談社文庫)

 

 

森村誠一の小説を読んだのは初めてでした。

夜中に寝たいのに眠れない夜があり、そういう時は小説を読んでいると眠りにつけるので、Kindle Unlimitedで読める短編小説を探して見つけた。

巻頭の姦の毒(みだらのどく)で一気にその世界観に引き込まれた。

 

ある日、感じた体調不良。

不調を訴え医者を訪れると、告げられた病名は淋病。

医者からは不特定の性交渉の結果ですから生活を見直すように指導されるが全く身に覚えがない。

妻としか交渉していないから。

そうすると可能性は一つしかない、妻を問い詰めると意外な人物との不貞を白状する、、、そこから森村誠一が用意した仕掛けに導かれ、意外な人物が意外な人物とつながってゆき、最後は皮肉的であり、悲劇的な結末を迎える。

 

偶然が重ならなければ憎しみ合わなくて済んだ人々。

 

全編にわたり、性を取り扱った話が多い。

物凄いエッチな性描写はないのだけど、スパイスのように性の話が埋め込んである。

こういうのは水戸黄門でいうところの蜻蛉お銀の入浴シーンみたいなもので、オヤジへのサービスエンターテイメント。

タイトルからしてそういうサービス性が表れている。

 

表現者として、俺を文章にぶつけて読者に俺の芸術をわからせるみたいなエゴイストな感じは全くなく、あくまで読者を楽しませるんだ、読者が読みたいものを描くんだ、

エンターテイナーのプロフェッショナル性を感じさせる。

 

他のタイトルもKindle Unlimitedになっているので、ダウンロードしてみた。

 

メビウスの輪を感じさせるような不思議な世界観。

短編小説で一つ一つは短いので気軽に楽しめます。

 

凄くおもしろいのでおススメですよ!

いまならKindleUnlimitedで読める作品多い。

 

姦の毒 傑作短編集(二) (講談社文庫)

姦の毒 傑作短編集(二) (講談社文庫)

 

 

読書は読むから聴く時代ですよ!

本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。

超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。

books.richardh.work

この方法もいいですし、Audioブックもプロ俳優さんの読み上げでなかなかいいですよ。

 

そして、サブスクで本が読める読書好きなら絶対お得なKindle Unlimitedも是非利用してみて下さい。

 Kindle Unlimitedはいいサービスですよ。