リチャードは高校生から大学生の頃、Pizzicato five が大好きでした。
当然野宮さんも好き。
そんな野宮さんのオシャレエッセイ。
読んでいて、時代は進んでしまったなという感想。
良くも悪くも20世紀的な価値を反映した本だなと思いました。
「大人の女は」みたいな話が多い。
Pizzicato five の世界観て確かにそんな感じですよね。
黄金期のアメリカやヨーロッパ文化のJ-POPアレンジみたいな。
新しい世代は、物や消費で個性を表現することからもっと、SNSとかYouTubeみたいな自分メディアを使って体験を発信してゆくようなイメージがあります。
彼ら、彼女らがもっと年を重ねたときに、「大人は」みたいな語りをするのかな。
世の大人像も輪郭に大分ブラーがかかってきている感じはありますよね。
歳重ねても大人っぽくないおじさん、おばさんは多いし(良い意味で)成熟した大人像みたいなのが昔よりも大分曖昧でふにゃふにゃしている気がします。
野宮さんの本読んだあとに、プロ奢さんの本読んでこのブログを書いているから余計そう感じるのかも。
プロ奢さんの文は21世紀感を感じますね。
本書は、さくっと気軽に読めますので、特に渋谷系カルチャーが好きだったおじさんおばさんは楽しめると思います!
読書は読むから聴く時代ですよ!
本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。
超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。
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