夫のちんぽが入らない、死にたい夜にかぎってを購入した時に何度もAmazonからお勧めされてて気になっていた。
レビュー見ると見事な高評価。
読みました。
学校という狭い世界、あいつとこいつが付き合ってとか、かつて自分も通ったような世界の空気感が伝わる前半。
思春期の濃い(恋)感情が綿密に書かれている。
前半を伏線として、中半後半は前半の脇役からの視点であったり、かつての中学生達が大人になって絡み合ってゆく話。
登場人物のマルチアングルという仕掛け。
言葉の紡ぎ方や、思春期の空気描写がうまい。
そして女性視点からの性描写というのも、男の僕が読むとドキドキする。
女性は行為の最中そんなことを考えているのかと、、、
最後は、前半の伏線を回収して綺麗に終わる。
全体的に良かったなと思います。
ただ、男の僕が読むと、出てくる男性が美し過ぎるなというところが少し気になります。
僕以外の男性はそんな崇高な内面をもっているのだろうか?と不安になります。
もちろんピュアな部分もあるんですけど、男性はもう少しいろいろ入り混じっている気がします。
もちろんお話だし、これぐらい美しいほうが、感情を投影できて小説としてはそれが正解でしょうけど。
女性が読んだほうが心に刺さるかも知れません。
先日読んだ 愛がなんだ に出てくる男のほうが、リアルっぽい感じはしました。
学生時代の好きだった人、今どうしているんだろう?とSNSで探してしまうような人には心に響く小説だと思います。
読書は読むから聴く時代ですよ!
本書も、アレクサアプリを使って隙間時間にながらで読み切りました。
超おススメの読書方法を紹介したこちらの記事も是非ご覧下さい。
この方法もいいですし、Audioブックもプロ俳優さんの読み上げでなかなかいいですよ。
そして、サブスクで本が読める読書好きなら絶対お得なKindle Unlimitedも是非利用してみて下さい。
Kindle Unlimitedはいいサービスですよ。